GR COPEN ステアリング交換と延長作業 Vol.6 |
ステアリング交換をして バッテリーを外しているついでに 助手席のエアバッグも外してみたいと思います。 助手席のエアバッグが動作した場合 フロントガラスが割れる可能性が高く エアバックとガラス代で約20万円ほと掛かってしまうので 一人でサーキットを走る場合は外しておいた方が バンパーが潰れる程度のちょっとしたクラッシュ時の出費を 抑えられる可能性がありますね。 あと、助手席側のエアバッグを外すと 約1.2Kgの軽量化が出来ます。 |
まずは助手席側にあるグローブボックスを外しますが 左右にある突起部分が引っかかって外れなくなっています。 |
グローブボックスをぎゅっと内側に押して 突起部分を縮めながら外に出すと外れます。 外れやすい右側を先に外す事で 左側の突起部分も簡単に外れるようになります。 |
グローブボックスを外した所から上を覗くと エアバッグがあります。 |
運転席側にあったのと同じ エアバッグのコネクターがあるので 矢印の隙間に精密ドライバーのマイナスを突っ込んで浮かせると ロックが解除されるのでそのまま抜き取ります。 |
ここの2本の六角ボルトで エアバッグが固定されているので外します。 |
下からエアバッグを持ち上げるとフタごと浮くので まわりにツメ部分が引っかからないように エアバッグを傾けながら引き抜きます。 |
エアバッグが外れたらフタの筒状の所から エアバッグを抜き取ります。 エアバッグのツメが引っかからないように 筒状の樹脂部分を少し広げると抜き取りやくなります。 |
これで助手席側のエアバッグが外れました。 |
エアバッグが外れると大きなスペースが生まれます。 NB型ロードスターではこのスペースに カップホルダーを付けましたが コペンの標準装備されているカップホルダーよりも 圧倒的に使いやすいですが ただ、見た目はどうしても貧乏臭くなりますけどね・・ |
運転席側と同じで エアバッグのコネクターに抵抗(キャンセラー)を接続しますが 今回は他車種のダイケイのステアリングボスに 付属していた抵抗を使いました。 予備の抵抗を持っていない方は 予めエアバッグキャンセラーを用意しておきますが 抵抗値は大抵2.0~2.3Ωなので 抵抗をそのままコネクターに突き刺しても使えますよ。 |
結束バンドを使って抵抗とケーブルを フレーム等に固定しておきます。 |
バッテリーのマイナス端子を接続し エンジンを掛けてエアバッグの警告灯が 点灯しなければ作業完了です。 |
ちなみに外したフタ部分は そのまま押し込むだけで元に戻りますよ。 |