2020年に現行モデルのCBR600RRが復活した年は
年間1000台の生産でしたが
思ったよりも需要があったのか
2024年には年間生産台数は1500台に増えて
さらにブラックのカラーバリエーションも増えました。
カワサキも新型のZX-6Rを発売するなど
何だかまた600ccのSSが盛り上がってきたように思えますが
その理由はおそらく
1000ccクラスのSS(CBR1000RR-R等)の価格が
格段に上がってしまったので
600ccのSSが相対的に安く思えるからかもしれませんね。
PC40初期型の頃はCBR600RRとCBR1000RRの価格差は
わずか30万円ほどでしたが
2024年の今現在では90万円以上の差があります。
それはカワサキのZX-6RとZX-10Rを見ても
ほぼ同じ価格差になっていますね。
何よりサーキットを走る気が全くない場合は
1000ccのパワーは公道ではエグ過ぎて
持て余してしまうというか
1速のレッドゾーンまで回して2速に入れて間もなく
時速200Km/hに到達してしまう事もあり
丁度良いスピードレンジが基本的に
時速200Km/hからなんですよね・・
600ccのSSでもスピードレンジは
時速150Km/hくらいなので
公道で走らせるにはオーバースペックなんですが
それでも1000ccよりは、よっぽどマシというか
特に2024年式はPC40型の中でも
もっともギア比が軽いので
エンジンをブン回せる余白が僅かに残っています。
つまり、SSのバイクは1000ccがサーキット用で
600ccが公道用と言い切っても良いと思いますし
公道を走るなら間違いなくCBR600RRの方が扱いやすく
軽快で爽快なのは間違いないです。 |