HONDA 2024 CBR600RR インプレッション Vol.2 |
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ライディングポジション |
極めて前傾姿勢なスパルタンなイメージがある
各メーカーのSSの中でも
比較的ストリート向けの乗りやすい運転姿勢な所が
CBR600RRの長所でもあるのですが
PC40の初期型から2024年までそのコンセプトは続いています。
一般的なネイキッドやオフロード車から
CBR600RRに乗り換えた場合は
とんでもなく前傾姿勢に思えるかもしれませんが
他のSSから乗り換えた場合は楽な姿勢に思えます。 |
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シート |
シートの生地は初期型から
テカテカしたツヤのある生地でしたが
2024年式からはテカりのない
ザラッとした手触りの生地に変わっていますね。
形状こそ初期型からあまり変わってないので
一般的なSSのペチャンコなシートなのですが
中に使われているウレタンの素材は
おそらく変更されていると思われ
座った時に沈み込みが少ない
高反発のウレタンが使われていますね。
なので薄いながらも車体からの振動や衝撃を
吸収する能力が非常に高くなっているので
シートだけでも乗り心地が格段に上がっています。 |
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足つき性 |
SSとしては低めな820mmというシート高を
初期型から2024年式まで貫いているので
これもCBR600RRの乗りやすさに繋がっているのですが
2024年式からはリアサスペンションのセッティングが
ソフト寄りに変更されている為
リアサスペンションのプリロードを最弱にすれば
おそらくPC40型史上もっとも低いシート高になると思います。 |
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ハンドルまわり |
目新しい所として2020年式からは
フル液晶のメーターパネルに代わっている所と
最近のホンダ車に採用されている
新しいタイプのスイッチボックスに変更されているので
古さはあまり感じないのですが
トップブリッジのデザインなどは初期型から同じですね。 |
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右側のハンドルまわりにはキルスイッチと
スターターが一体となったスイッチがあるだけですね。
2020年式以前は細いタイプの
スイッチボックスが使われていましたが
2020年式以降は一般的なサイズの
スイッチボックスが採用されています。 |
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メーターパネルの所にあった2つのスイッチが
左側のスイッチボックスに移動しているので
メーターパネル内の項目を変更する為のSELスイッチと
主に決定ボタンとして使うMODEスイッチが追加されていますが
それにより走りながらでも
気軽にメーターパネル内の設定変更が出来ます。
ただ、2020年式以前に採用されていたスイッチボックスとは違い
最近のはホーンとウインカーの位置が逆になった事で
前を見ながらMODEスイッチを押そうとした時に
ホーンを鳴らしてしまう恐れがあるので
これは今後改善して欲しい所ですね。 |
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スイッチボックスの前側にはLAPのボタンがありますが
メーターパネルにストップウォッチを表示する
サーキットモードに変更した時に
ラップタイムを記録するスイッチとして機能します。 |
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ユーティリティ |
タンデムシートの下にあるラゲッジスペースは
出来るだけ軽量化するというSSの特性や
センターアップマフラーが採用されているという2重苦により
数あるバイクの中でも最小クラスの収納スペースで
ほぼ車載工具で埋められていますね。 |
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車載工具を撤去するとこんな感じですが
ETCは余裕で付けられますね。
その気になれば書類や車載工具は
左右の端にあるスペースに突っ込めます。 |
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ちなみに2024年式のCBR600RRの車載工具はこんな内容で
初期型よりも大幅に簡素化されている所は
信頼性の証だと思いますが・・
ちなみにレンチはメインシートを外すのに使います。
車載工具の重量は袋も全て含めて63gでした。 |
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メインシートを外してみましたが
約半分のスペースはマフラーの通り道を確保する為に
埋まっているのは初期型から同じで
ここには収納スペースはないですね。 |
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