HONDA CBR250RR ドライブチェーンの交換 Vol.1
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今回はCBR250RRのドライブチェーンを交換します。
チェーンは消耗部品ですが
今回は駆動系のチューニングという観点から
積極的に交換してみます。
という事で今回用意したブツは
D.I.D(大同工業)の520ERV3です。
ERV3はモトGPで使われたレース直系のチェーンという事で
1000ccのバイクに取り付ける場合は競技専用部品ですが
250ccクラスのCBR250RRだと公道走行が可能です。
ちなみにCBR250RRのチェーンの長さは112リンクですよ。
アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にしてね。
まずはCBR250RR純正のチェーン(112リンク)を
量ってみると1709gでした。(ビニル袋が5g)
D.I.D(大同工業)の520ERV3は1848gでした。
もちろんこれは120リンクの重さなので
CBR250RRの112リンクでは1729gになりました。
ERV3は軽量化している事を謳っているチェーンですが
普通の520サイズのチェーンと比べればわずかに重いですね。
つまり、耐久性を無視して肉厚をギリギリまで
薄くしているという訳でもないようなので逆に安心しました。
しかし、頭が削られて少しへこんでいるピンが気になりますよね・・
そこで、打ち抜いた同社の520VX2のピンを
量ってみると3gでしたが・・
520ERV3のピンは2.9gでした。
ちゃんとへこんでいる分だけ軽量化されていましたね。
これが1/1000秒を争う世界で使われているチェーンの証です。
袋を開けるとグリスでベトベトのチェーンと
チェーンを連結させるカシメジョイントリンクとグリスが付属しています。
ちなみにこれは120リンクなんですが
アマゾン等、ネットでチェーンを買う時は
一番売れるメジャーなリンク数が
一番値段が安いという法則があり
CBR250RR純正の112リンクよりも少ないと使い物になりませんが
112リンクよりも多いのは余計な分だけカットすれば使えます。
もちろんカットする工程が1つ増えるので面倒ですけどね・・
新品のチェーンに付いているグリスは
落とすべきなのか、落とさないべきのかは
自転車のロードバイク業界でも長年、論争になっていましたが
総合的に考えて落とさない方が良いという流れが強いですね。
チェーンの取説にも最初に洗浄する事は書いてありませんし・・
ただ、駆動するのに関係のないチェーンの側面にも
グリスがベトベトに付いているので
アウタープレートの側面だけはキッチンペーパー等で
拭いておいた方が見た目的にも良いですね。
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