HONDA CBR250RR ドライブチェーンの交換 Vol.2 |
それでは作業編です。 まずは後輪のアクスルナット(24ミリ)を緩めます。 |
シャフトが供回りしてナットが緩まらない場合は 車体左側のアクルスシャフトの頭(19ミリ)を抑えます。 |
車体をメンテスタンドを使って持ち上げます。 |
ブレーキロッカーを使えばより車体が安定しますよ。 リピートタイでも代用出来ます。 |
同じリンク数のチェーンに替えるにしても 既存のチェーンは少し伸びているので・・ まずは左側のロックナット(12ミリ)をもっとも緩めてから 右側のアジャスター(10ミリ)を最後まで回して 車体の左右にあるアジャスターをもっとも緩めます。 |
後ろから後輪を蹴り押して 車体前方に押しやってそこでアクスルナットを少し締めて 後輪が移動しないように止めておきます。 これでチェーンを交換する準備が整いました。 |
今回はD.I.Dの純正工具(かし丸君)を使って説明しますが 基本どの工具でもやり方は同じです。 かし丸君は50系(520等)のチェーンを 交換する工具ですが 40系(420等)のチェーンは オプションを付ける事で対応出来ます。 |
まずは後輪を回してチェーンを観察・・ チェーンにクリップジョイントが付いていないかを調べます。 無いならどこでも良いのでチェーンをカットします。 |
かし丸君を分解し、真ん中にあるピストンを裏返し チェーンカッターの棒を外に向けてセットします。 |
かし丸君の外枠をチェーンに掛けます。 A・Bと書いてある方を上に向けてね。 |
外枠と本体をAの所で固定します。 |
チェーンカッターの棒をピンの中心に当てて とりあえず素手で限界までネジを回します。 ピンのど真ん中を打ち抜かないと チェーンのプレートが変形しますし 工具の棒も曲がるのでここが一番重要です。 |
かし丸君の外枠の真ん中の穴が空いているので ここに打ち抜くチェーンのピンをセットするのがコツですよ。 |