HONDA CBR250RR マフラーの交換 Vol.5 |
それではバッフルを外して政府認証の呪縛を解くとどうなるのか ビームスマフラーの本気バージョンでテストしてみます。 まずは排気音を収録してきたのでどうぞ・・ 排気音サンプル(ビームスマフラー:空ふかし) 排気音サンプル(ビームスマフラーバッフル無し:空ふかし) 明らかに低音が強くなっていて アイドリング時の音圧は2.5dBほどアップしましたが サイレンサーの中にもバッフルが入っているという事で 想像より遙かに静かというか爆音にはなりませんでしたが さすがに夜中に住宅街を走るには 躊躇してしまう音圧なのは間違いありません。 加速のフィーリングではバッフル有りと比べて 明らかに低~中回転域でのトルクが薄くなったので 高回転域にパワーバンドがシフトしたのが分かりました。 |
まずは0-100Km/h加速から・・ 左がバッフル無しのビームスマフラーで、右が純正マフラーです。 時速100Km地点では同着だったので そのまま加速を続けて3速レッドゾーンまで加速すると メーター読みで約3Km/hの差がつきました。 |
それでは最高速テスト・・ バッフル有り状態ではCBR250RRの純正マフラーに 最高速度テストで負けてしまったビームスマフラーですが 今回はどうなるのでしょうか・・ 5速にシフトアップした所からスタートします。 左がバッフル無しのビームスマフラーで右が純正マフラーですよ。 ちなみにビームスマフラーが 13500回転で5速にシフトアップしたのに比べ 純正マフラーでは14000回転で5速にシフトアップしているので すでにハンデが500回転ほど付いてしまっています。 そこを考慮して見ていきたいと思います。 |
5速にシフトアップして回転が下がった所です。 最初から500回転ほど差が付いているので もちろんノーマルマフラーの方がリードしています。 |
先ほどから1000回転ほど加速しましたが 時速4Kmの差はそのままですね。 ていうか、純正マフラーなのに5速の領域でも レッドゾーンの14000回転まできっちり回した方が速いって かなり凄い事ですけどね・・ |
高回転域になるにつれ速度差が縮まりましたね。 いよいよビームスマフラーの性能が発揮される 領域に入ったようです。 |
だんだん純正マフラーに追いついてきて ついに1Km/hまで追いついてきました。 |
時速165Km地点ではついに純正マフラーよりリードしました。 500回転の差があったのにも関わらず 5速の区間だけで純正マフラーの速度を抜いてしまいました。 |
最終的には純正マフラーでは177Km/hが最高速度でしたが ビームスマフラーでは時速178Kmに到達しました。 しかも純正マフラーがまだ176Km/hの地点でした。 6速にシフトアップしてから最高速度に到達するまで 純正マフラーに対し約2Km/hの差を開く事が出来ました。 純正マフラーよりも500回転低い状態でスタートしたにも関わらず 追い抜いてしまうという圧倒的な結果になりました。 純正マフラーよりもさらに高回転域でパワーが出るようになったので サーキットではバッフルを外す事で 純正マフラーよりも高いパフォーマンスを 発揮出来る事が証明出来たと思います。 |