HONDA CBR1000RR-R コーナリングライトの取付 Vol.1

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LED追加ライト

今回はCBR1000RR-RにLEDライトを取り付けます。

外灯の無い山道を真っ直ぐ走る時には

ヘッドライトの灯りだけでも全く問題がないのですが

コーナーリング時に車体を傾けると

道路の先が全く見えなくなるので

主にコーナーリング中に道の先を照らす

コーナーリングライトとしてLEDライトを追加したいと思います。

という事で今回用意したアイテムは

BLIAUTOのLEDライトです。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

 

LEDライトの重量を量ってみると

ドライバーユニットが付いた配線とブラケットが84gで

LEDライト本体が75gでした。

全て合わせても159gなのでかなり軽量ですね。

LEDライトの裏側には冷却ファンが付いていて

一定温度以上になるとファンが回ります。

 

このLEDライトの特徴としては

黒(マイナス)の線と

赤(プラス)と黄(プラス)の2つのプラス配線が通っていて

白色と黄色の2色の発光が行えるようになっています。

 

まず、黒と赤の線をバッテリーに繋ぐと

こんな感じで白く楕円状に発光します。

カットラインもしっかり出ているので

車検にも対応出来そうですね。

 

黒と黄の線をバッテリーに繋ぐと黄色い光が出るので

霧や雨の日に対して有効です。

今回はコーナーリングライトとして使うので

シンプルに白い発光だけを使う配線を行います。

 
小型LEDライト

ケーブルが本体から出ている方向に対して

水平に楕円状の光りが出るので

ケーブルが出ている所が真上か真下になるように

ブラケットに固定します。

 

それではまず、ブラケットとLEDライトを別々にしてから

ブラケット部分がCBR1000RR-Rに取付出来る状態にします。

 

車体に取り付けるには付属のボルトは大きすぎるので

まずはM5×20のボルトと

M6のワッシャー、M5の幅広ワッシャー(外径16ミリ)を2枚用意します。

ブラケットのボルトの回転を止める出っ張りが邪魔になるので

このようにM6のワッシャーを敷くことで

出っ張りを無くします。

 

そこにM5の幅の広いワッシャーを付けたM5×20のボルトを

内側から通します。

 

さらに外側にM5の幅広ワッシャーを通してから

車体にキズが付かないように

幅広ワッシャーに合わせてハサミでカットした

1ミリ厚のゴムロールを通します。

最後にM5のスプリングワッシャーを2枚通せば

車体にダイレクトに取付出来るようになります。

ちなみにスプリングワッシャー2枚の厚みやサイズは

CBR1000RR-R純正ボルトのここの部分と全く同じサイズです。

これでLEDライトのブラケットを車体に取り付ける準備は整いました。

 

次はLEDライトの配線の末端に

ギボシ端子のオスを2個取り付けます。

被覆は最初から剥いてあるので

まずはスリーブを通してから銅線部分を折りまげ

被覆と一緒に電工ペンチを使ってギボシ端子を圧着する事で

線が細くてもギボシ端子としっかり接続出来ます。

 

こんな感じに仕上がりました。

今回は黄線は使わないのでカットしました。

 
デイトナ2輪用スイッチ

次はスイッチの用意です。

一般的にはハンドルバーに固定するスイッチを使いますが

セパハンのCBRにはスペース余裕がないので

デイトナのスレンダースイッチがお勧めなんですが

それでもスペース的には余裕が無いですね。

 
4輪用スイッチ

あと、4極リレーを使うので

スイッチ部分には大して電流が流れないという事もあり

こういう4輪自動車の車内用スイッチも使えます。

ただ、防水仕様ではないので

雨の日に乗るならお勧めは出来ませんし

雨の当たらない所に取り付ける必要があります。

今回はあえてこっちを取付しますけど

雨の日に乗るなら貼り付けるタイプの

防水仕様のスイッチを使うのをお勧めします。

 

それではスイッチの配線の末端にギボシ端子を取り付けしますが

このように細い配線だとギボシ端子が

しっかり圧着出来ないので

このように末端の銅線を折りまげて

被覆と一緒にギボシ端子を圧着します。

 
スイッチ

こんな感じに仕上がりました。

とにかく真っ先に配線にスリーブを通すのを忘れずに・・

 

次はスイッチやLEDライトの配線を

バッテリーの所まで届ける為の延長ケーブルを作ります。

スリーブを通したケーブルの先を電工ペンチを使って

3~5ミリほど被覆をカットしてギボシ端子を圧着します。

実際には車体に合わせてその場でコードをカットして

作った方が良いのですが先に説明しておきます。

まずは0.5sq~1.25sqくらいのダブルコードを用意します。

スイッチの延長コードはもちろん

LEDライトの延長コードにしても消費電力からして

0.5sqのケーブルで十分なんですが

線自体の耐久性やギボシ端子の取り付けやすさを考えると

0.75sqくらいの太さがベストかもしれませんね。

このダブルコードの端にメス(マイナス)メス(プラス)を付ける事で

先ほど用意したスイッチやLEDライトと接続出来ます。

バッテリー側の4極リレーと接続する

もう片方の端にはオス・オスで端子を取り付けますが

スイッチの延長コードだけは4極リレーの青の線がオスなので

オス(プラス)メス(マイナス)のギボシ端子を取り付けします。

 

こんな感じでスイッチの延長ケーブルが出来ました。

スイッチ本体の配線の長さでも変わってきますが

今回はハンドル部分からバッテリーの所までなので

120センチほどの長いケーブルが必要ですが

左右のLEDライトの延長ケーブルは30センチもあれば届きます。

 
4極リレーの配線

次は4極リレーを用意して

車体に取り付けられる状態にするので

まずは4極リレー本体に分岐の配線を4つ繋げます。

分岐の配線は売られている物を買うか

先ほど使った0.75sqのダブルコードとギボシ端子を使って自作します。

後は、バッテリーのプラスとリレーの間に

ヒューズホルダーを噛まして

20A程度のヒューズを入れ

その末端にバッテリーと繋げる為のクワ型端子か

丸型端子を圧着します。

後はリレーとバッテリーのマイナス端子を繋げる

短いケーブルを作りますが

この写真を見て頂ければ大体分かって頂けると思います。

ちなみに、スイッチ、4極リレー、ヒューズ、ライトまでの配線が

全てセットになった配線キット

リーズナブルな値段で売られていますよ。

 

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