HONDA CB250R グリップヒーターの取付 Vol.1 |
今回はCB250Rにグリップヒーターを取り付けます。 手の冷えを抑えるにはナックルガードを取り付けるのが もっとも簡単な方法ですが CB250Rの見た目の印象を変えずに しれっと手を温めるにはグリップヒーターしか無いでしょう。 という事で今回用意したアイテムは エンデュランスのグリップヒーターSPで CB250R専用取付キットとのセット品です。 |
エンデュランスのグリップヒーターSP自体は 単品で売られている汎用品です。 グリップヒーターの末端には プラス・マイナスのギボシ端子が取り付けてあり 車体のACC電源とマイナス(ボディアース)と接続します。 |
そしてこれがCB250R専用取付キットの付属品です。 バッテリーのマイナス端子から引っ張る配線と スイッチボックスのプラスの平端子から分岐する ホンダの純正品(08Z51-12A-A00)が付属しています。 そしてセット品の中でもっとも有り難いのが そのままグリップヒーターを取付出来る スロットルスリーブが付属しています。 純正のスロットルスリーブにグリップヒーターを取り付けるには 突起部分を削り、0.03ミリほど残す必要があるので ぶっちゃけ、超めんどくさいのです。 |
それではさっそく作業編ですが まずはグリップを外して スロットルスリーブがむき出しの状態にしておきます。 作業の詳細はグリップ交換のページで掲載しているので ここでは飛ばしますよ。 ちなみにグリップヒーターを取り付ける用の スロットルスリーブを持っている場合は グリップを外さずに スロットルスリーブごとグリップを外します。 |
左側もグリップを取り外した状態にしておきます。 |
次に燃料タンクを浮かせた状態にしておきます。 この作業の詳細はバッテリー交換のページに掲載しているので ここでは飛ばします。 |
まずはスロットルスリーブを交換する為に アクセルワイヤーをゆるゆるにしておきます。 燃料タンクを浮かせると 車体右側にスロットルワイヤーの根元があるので 赤矢印のロックナットを最大(アジャスターの所) まで緩めておきます。 あとは黄色矢印のアジャスターを 左側に寄せるだけでワイヤーが緩みます。 アジャスターを回してしまうと元に戻す時に ワイヤーの再調整が必要なので めんどくさい場合は回さないで下さい。 これでもワイヤーの張りがキツい時は アジャスター全体を台座から外して スロットル(写真左)側に 引っ張ればさらにユルユルになります。 |
次はブレーキレバーの所にある アクセルワイヤーのアジャスターも最大まで緩めておきます。 ゴムカバーを横にスライドさせて 黄矢印のロックナットを左端まで緩め 赤矢印のアジャスターをロックナットがある端まで 手で回しておきます。 |
アクセル側のスイッチボックスを外すので 裏側にあるプラスネジを2本外します。 |
スイッチボックスを開きます。 ケーブルの抵抗で少し硬い場合がありますがそのまま外れます。 |