HONDA CB250R ハンドルグリップの交換 Vol.1 |
今回はCB250Rのハンドルグリップを交換します。 バイクのオシャレはまずグリップからという事で 見かけだけでなく機能的にも優れている 耐震ゲル仕様のグリップを使います。 今回用意したブツは デイトナのプログリップ#724 (63719)で。 車体のカラーに合わせてブラック/グレーを選びました。 |
それでは早速作業編です。 まずは左側のグリップを外すので バーエンドから外していきます。 |
バーエンドはプラスネジで固定されています。 |
このバーエンド・・やっかいな事に 空回りするタイプなのでバーエンドが回らないように 押さえながらプラスネジを回す必要があります。 まずはバーエンドに布テープを4~5周巻き 養生しておきます。 布テープを使うのは工具を滑りにくくする為です。 |
それからロッキングプライヤーの歯が バーエンドから浮くくらいのユルユルの設定で バーエンドに噛ませて矢印のネジを回して締め付けます。 こうやるとバーエンドを傷つける事がありません。 プラスチック歯のプライヤーを使う手もありますが 布テープと金属プライヤーの方が グリップ力が高く滑りにくいですよ。 それからプラスのドライバーでネジを外しますが プライヤーを片手で持つので ラチェットハンドルとプラスのソケットを使った方が 力が入れやすいですね。 プラスネジはネジ山をなめやすいので 車体に工具を押しつけなら緩めます。 |
バーエンドが外れました。 ホンダ車は緩み止め剤が塗られていないので 比較的外れやすいです。 |
グリップを外します。 純正のグリップが必要ないなら カッターナイフで切って外す方法もありますが 今回は純正グリップを無傷で回収したいと思います。 |
これが長年のグリップ交換作業で編み出した 純正グリップを無傷でしかも素早く回収する為の シリコンブレード工法で グリップと同等の長さ(120mm前後)のコーキングヘラを用意し そのヘラにシリコンスプレーを たっぷり両面に吹いて作業をします。 |
シリコンでベトベトになったヘラを ハンドルバーとグリップの隙間に 左右に小刻みに動かしながら端まで差し込みます。 |
シリコンスプレーを吹き直し さっきとは違う場所に刺して左右に動かします。 これを3ヶ所くらいに繰り返してから グリップを回してみるとクルクル回るようになります。 |
そうなればもう簡単にグリップが抜けます。 |
グリップが抜けました。 ここでシリコンスプレーを適当な物で拭き取ってください。 |
ボンドの残りカスは指のツメでカリカリ取ったり 養生テープ等を押しつけてペタペタすると綺麗に取れますよ。 |
はい、という事で綺麗になりました。 |