HONDA CB250R マフラーの交換 Vol.6

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耐熱シリコンシール剤

今回は柔軟性が高く割れない

ロックタイトの耐熱シリコンのシール剤を使います。

最初に使ったシール剤と比べると値段は2倍以上になりますが

もうこれを使う以外の選択肢は無いでしょう。

 

全開と同じようにビビリ音対策テープを巻きます。

 

今回はCBR250RRのジョイントガスケットを通してみて

ビビリ音対策テープのクリアランスを

しっかり確認しました。

 
耐熱アルミテープ

CBR250RRのサイレンサーに

ジョイントガスケットをしっかり奧まで差し込んでから

保険の為にマフラーバンドの所に耐熱アルミテープを巻き

水抜きの穴もついでに埋めました。

 
耐熱シリコンシール剤

そして耐熱シリコンシール剤をたっぷり塗ります。

実際には写真の2倍くらいの量を使いました。

やり過ぎなくらいな方が良いのです。

 

そしてマフラーを差し込んで

サイレンサー上部のボルトナットを固定してから

マフラーバンドを締めます。

最後にはみ出したシリコンシール剤の表面をならします。

ビビリ音対策テープは素材自体は

高温に強いのですが粘着剤が熱で簡単に飛んでしまうので

位置がずれたりします。

それを防ぐ為に耐熱シリコンシール剤が

ビビリ音テープ全体を完全に覆う

十分な量で固める必要があります。

 

今回はサイレンサーをブラケットの奥側で固定する事で

よりセンターパイプとの角度が自然になりました。

スイングアームとのクリアランスは

かなりギリギリになりましたが干渉はしませんでした。

 

ちなみにCBR250RRのサイレンサーに付いている

カバー類を全て外すとこんな感じになります。

見かけはまるでプロトタイプになりましたが

明らかに軽くなります。

 

カバー類だけでも重量は865gもありました。

 
18293-MCA-A20

カバー類の震えを抑えるゴムは全部で7個あり

劣化して切れたりすると

カバーが震えて異音が出る事があるので

中古でマフラーを買った場合はチェックした方が良いですね。

ちなみに型番は18293-MCA-A20です。

 

という事でCB250Rに

CBR250RRのマフラーを取り付ける事が出来ました。

加速のフィーリングはCB250Rの

低回転域のトルクモリモリ状態から

高回転でのパワーの伸びが気持ち良い

まさに後期型のCBR250Rのような加速フィーリングに変わりました。

一応、これで完結です。

 
CB250Rエアフィルター

ちなみにマフラーに合わせて吸気側も

エアクリーナーフィルターをむき出しにして

加速テストを行いましたが

排気音がうるさくなっただけで

逆にピークパワーが落ちて最高速が明らかに落ちました。

 

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