ADV160 VS X FORCE 合同インプレッション Vol.6

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ADV160リアビュー

総評・・ADV160

多少の足つき性の悪さとシートの硬さ以外は

全てにおいてPCX160を凌駕しているので

足が地面に付かないなどの身体的な問題がなければ

ADV160を選んだ方が走行性能等のメリットは多いと思います。

ただ、フロントまわりのカバー類を外す作業をする場合は

PCXよりも明らかに複雑な構成なので

メンテナンス性は悪いですね。

ヤマハのXフォースと比べると

圧倒的にフレーム剛性が高いので

よりしっかりサスペンションが仕事をしている事を体感出来ますが

その分、比べるまでもなく乗降性は圧倒的に悪いですね。

走行性能に影響するカスタムに関しては

既にノーマルの状態で完成されているので

触りようが無い所は残念というか

実際にCVTまわりのカスタムパーツは

ほとんど無いに等しいのですが

逆にチューニングする必要がないので

お金が掛からない所はむしろ長所なのかもしれませんね。

一言でADV160を表現するとしたら

都会を走るSUV的なスクーターですね。

 
X FORCEリアビュー

総評・・X FORCE

良くも悪くもシグナスグリファスの155cc版なんですが

そもそもシグナスグリファスでも

剛性には不利なフラットフロアのフレームでも

先代からの形状の見直し等により剛性感が高かったので

ハンドルの震えなどはあまり気にならなかったのですが

155ccのXフォースでもそれは健在だと思います。

ADV160と比べて圧倒的に優れているのは

やはりカスタムパーツの豊富さで

様々なパーツが選べるので

イジる楽しさもシグナスからしっかり受け継いでいますね。

とにかく触れば触るほど走行性能が向上するので

最終的には最高速度でもADV160を上回る事が出来ますし

高速道路を走るにしても

快適な回転数で走れるようになるので

やはりADV160と比べるとCVTのキャパに余裕がある所は

圧倒的な長所だと思いました。

簡単にリアサスペンションを交換出来る所や

カウリングを脱着しやすい等

高いメンテナンス性も玄人好みというかウリだと思うので

足つき性を改善する為にローダウンしたりと

気軽にチューニングする事が出来るので

短所を潰していける楽しみがあります。

つまり、ノーマルで走るならADV160(ホンダ車)で

チューニングするならXフォース(ヤマハ車)という見方も出来ますね。

一言でXフォースを表現するとしたら

触れば触るほど沼るフラットフロアスクーターだと思いました。

 

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