ADV160 VS X FORCE 合同インプレッション Vol.3

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ADV160ハンドルバー

ハンドルまわり・・ADV160

オフロード車によく採用されている

28.6ミリの太いハンドルバーが採用されている以外は

PCX160と同じなんですが

バーエンドもPCX160ではテッカテカのメッキでしたが

ツヤ消しブラックになっていて渋さが増していますね。

 
ADV160ウインドスクリーン

ウインドスクリーン・・ADV160

2段階で高さの調整が出来るスクリーンですが

ADV150よりもサイズが大きくなった事で

より風防効果が高まりました。

PCXに対してもこのスクリーンの存在は大きいですね。

 
ADV160メーターパネル

メーターパネル・・ADV160

PCXと比べて情報量が圧倒的に多いのがメーターパネルで

タコメーターが装備されている事で

PCXよりもスポーティな印象ですね。

トリップメーター等の情報も手前にある十字レバーを操作する事で

同時に3つ好きな情報を表示出来ます。

先代のADV150の方がデザイン的には凝っている感じがしますが

ADV160ではシンプルにする事でコストダウンしつつも

情報が見やすくなっているのでより洗練された感じでしょうか。

 
X FORCEハンドルバー

ハンドルまわり・・X FORCE

Xフォースのハンドルまわりのスイッチやグリップ等は

シグナスグリファスと全く同じなんですが

ハンドルバーはカバーやメーターで覆われていた

シグナスグリファスとは違って

ADV160と同じようにハンドルバー全体が向き出しなので

こっちの方がスポーティな印象がありますね。

 
X FORCEメーターバイザー

ウインドスクリーン・・X FORCE

ウインドスクリーンというよりは

メーターバイザーのサイズですね。

多少の風防効果はあると思いますが

さすがに真冬の走行となると心細いですね。

 
X FORCEメーターパネル

メーターパネル・・X FORCE

シグナスの血統という事で

Xフォースにもタコメーターが装備されていますが

トリップメーター等の情報表示は必要最低に絞られていて

昨今では当たり前になりつつある

瞬間燃費計等が省かれているので

シンプルな事を好むシグナスの流れを汲んでいると言えますね。

 
ADV160スマートキー

ユーティリティ・・ADV160

先代のJF81型PCX(ADV150)から

スマートキーが採用されているので

車体にはキーシリンダーは無く

スマートキーを持った状態でツマミを押すと

ロックが解除されてツマミを動かせるようになります。

 
ADV160小物入れ

PCXでは手前に開いていた小物入れのフタは

横に開くようになっています。

中にはUSB電源も装備されていますが

PCX160ではタイプCのソケットでしたが

ADV160ではタイプAのソケットに変更されていますね。

それだけでなく、PCX160では3Aまで使えましたが

ADV160では2.1Aにパワーダウンしていますよ。

 
ADV160給油口

給油口・・ADV160

ここも基本的にPCX160と同じで

給油口のキャップを置くことが出来るくぼみが装備されています。

PCXではフタ側にくぼみがありましたが

ADV160では車体側にありますね。

つまり、機能的には同じでも形状が変更されています。

その形状変更の為なのか

ADV160の場合はフタを締める時に

引っかかりがあるので少し硬さを感じますね。

ちなみに容量は8.1Lなので

先代のADV150よりも0.1L増えています。

 
X FORCEキーシリンダー

ユーティリティ・・X FORCE

Xフォースはシグナスシリーズの中でも

最新型とも言える車両なのですが

キーシリンダーまわりは全く変更されていないですね。

それだけ完成度が高いシステムなのかもしれません。

文字盤にはやたらとSEATと書いてありますが

キーがどの位置にあっても

シートをオープンする事が出来る構造は

もはやシグナスの伝統で素晴らしいですね。

その隣には2Aまで使えるタイプAのUSBソケットがあります。

 
X FORCE小物入れ

これもシグナスシリーズの流れで

フロアに買い物袋を置くときに便利なセンターのフックと

シンプルな小物入れがあります。

ADV160のような見た目の上質感はないのですが

小物入れにはフタがないシンプルな方が使いやすいですね。

 
X FORCEフロアとステップ

ちなみにXフォースにはシグナスシリーズ同様に

センタースタンドを受けるゴムパッドが装備されているので

勢いよくスタンドを払っても不快な音が発生しません。

これは非常に地味な部分なんですが

日々使っている中で幸せを感じる事が出来る

地味に有り難い装備ですね。

ホンダではモンキー125等にも装着されている事から

ヤマハとかホンダとかメーカーは関係なく

なぜか一部の車両にだけに装備されている機能で

全ての車両に装着されるべき素晴らしいパーツだと思います。

 
X FORCE給油口

給油口・・X FORCE

世界一給油しにくいのが

シグナスシリーズの給油口なんですが

それでも既にシグナスグリファスの時に改善されていて

ノズルを刺しても中の様子が何となく見えるようになりました。

ちなみに容量も6.1Lなので

シグナスグリファスと全く同じです。

やはりPCXシリーズと比べてしまうと

燃料タンクの容量は少なく感じてしまうのですが

同じフラットフロアのホンダ リード125も6Lなので

もはやフラットフロアを持つフレーム構造の問題ですね。

 
ADV160シート開閉

シートの開閉・・ADV160

PCX160と同じくADV160ではシートを開いていくと

45度あたりに引っかかりがあるのでシートを止められますし

さらに開いていくと90度あたりでも引っかかりがあるので

写真のように止めらる構造になっています。

なので不意にシートを締めてしまうという事が

起きにくくなっていますね。

PCXと比べるとシートが閉まりにくい(ロックが掛かりにくい)ので

しっかりフックの部分に体重を乗せて押し込む必要があります。

 
ADV160ラゲッジスペース

ラゲッジスペース・・ADV160

先代のADV150ではPCXよりも

ラゲッジスペースの容量が少ない事が欠点でしたが

今回のADV160では

おそらくシートのクッション部分が薄くなった影響で

2L増えて29Lになったという事で

30LのPCXにほぼほぼ追いつきました。

使った印象としては面積は広いので

様々な物を詰めるのは良いのですが

深さが足りていないので収納するヘルメットを選びますね。

これは個体差なのかもしれませんが

ADV160ではバッテリーカバーの建付が悪く

バガガバ感がある所が気になりました。

 
X FORCEシート開閉

シートの開閉・・X FORCE

Xフォースのシートを開閉させると

まったく何の引っかかりも無いので

一般的なスクーターと同じヒンジの構造ですね。

なので風が吹くと不意にシートが閉まる可能性があるので

キーの閉じ込めにはくれぐれも注意したい所ですね。

 
X FORCEラゲッジスペース

ラゲッジスペース・・X FORCE

荷室もほぼシグナスグリファスと似た形状で

内張が着いている事で少し上質感があるのが特徴ですが

容量はグリファスの28Lから

Xフォースでは23.2Lに減っているので

やはりグリファスよりも

タイヤ外径が大きくなった事が原因だと思われますが

同社のNMAXが23Lなので大体同じ容量ですね。

NMAX同様にホンダ勢と比べると深さがあるので

XXLサイズのフルフェイスでも

収納出来てしまう所が素晴らしいですね。

たったこれだけの要素でも頭がデカい種族の人は

ヤマハ派にならざるを得ませんね。

 

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