副変速機付きという事でギア比の幅が通常のCVTより広く
停車時からの加速から高速道路での巡航まで
あらゆる状況で適切なエンジン回転数で走れます。
このギア比の広さが、5AGSや6速ATに対してCVTが持つ
メリットの一つで、より低いエンジン回転数で巡航出来るので
他のグレードと比べても車内の静粛性は際立っています。
副変速機が動作する時のキュイーンと鳴く独特な音も
今回の新型スイフトではほとんど聞こえてこなかったので
遮音もしっかり施されている事が分かります。
CVTを採用するグレードの中でもXGグレード以外の
全てグレードにパドルシフトによるマニュアルモードが
備わっているのですが
シフトアップする時に少し変速ショックを感じるくらい
変速レスポンスを重視したスポーティな設定になっているので
マニュアルモードで変速するのが楽しいですね。
アクセルを踏んだ時のダイレクト感では
トルコンの6速ATの方に分がありますが
変速レスポンスでは圧倒的にCVTの方が良かったので
予想に反して今回のスイフトでは
CVTの方が個人的に気に入っています。 |