テストドライブ日記 スズキ スイフト ハイブリッド Vol.3

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ボディ剛性と軽量化の絶妙なバランス

現在のスイフトの基礎となった2代目のスイフトや

3代目にもそこそこ長い時間乗りましたが

今回の4代目は特にボディ剛性感が先代より

高くなったという印象はなく

先代のクオリティを維持している・・という印象で

現代のクルマとしては普通な感じでした。

しかし、実際には先代モデルから120Kgも軽量化している訳で

違和感なく普通に走っている事にむしろ衝撃を受けた感じですね。

走りのクオリティが落ちないギリギリの線を狙って

軽量化しているようで、そのさじ加減の絶妙さが素晴らしいですね。

 
ZC43Sスイフトハイブリッド

スイフト ハイブリッドSLの総評

今回のスイフトハイブリッドを一言で言うと

動力性能と燃費を両立する為のハイブリッドモデル・・

という感じでしょうか。

ベースの1.2リッターエンジンの動力性能に不満があるのなら

1Lターボという選択肢があるのですが

燃費性能が犠牲になってしまいます。

今回の本物のハイブリッドモデルでは

1リッターターボモデルと同等の動力性能を持ちながら

全グレードの中でもっとも燃費が良いという所が

ハイブリッドモデルの最大の長所だと思いました。

ただ、車重が重くなるので旋回性能では

ベースの1.2Lモデルより軽快感が失われます。

しかし、それは同じスイフト同士の話であって

他社のハイブリッド車を見ると

スイフトハイブリッドの車重は

1000ccクラスの普通のガソリン車並です。

個人的にハイブリッドモデルは車重が重いので

敬遠していたというか無視していましたが

スイフトハイブリッドならアリかもしれないと

本気で思ったハイブリッドカーでした。

まあ、多くの人は重量なんてそこまで気にしていないと思うので

フィットハイブリッドやアクアを買うんだと思いますけどね・・・・

 

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