Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム Vol.2 |
それではZX-25Rをフルエキゾースト化する作業を行うので まずは純正マフラーの取り外し作業から行います。 車体右側のロアカウルだけ外しておく必要があるので 写真の状態にしておきます。 カウルの取り外し作業の詳細はここのページに 載せているので今回は省略しますよ。 |
まずはO2センサーをエキパイから外すので 下矢印のゴムバンドの結束を解いてから 上矢印のO2センサーの4Pコネクターを外します。 |
4Pコネクターが抜きにくい場合は 車体側に固定されているコネクターの 裏側にある矢印のツメを摘まみながら抜くと 車体から外れるので抜きやすくなりますよ。 どっちにしても車体側に固定してあるコネクターは 車体から外す必要があるので外したままにしておきます。 |
O2センサーのケーブルがフリーになったので エキパイに刺さっているO2センサー本体を 17ミリの工具で外します。 |
O2センサーが外れましたが のちに新しいエキパイに取り付けますよ。 優しく扱ってあげてください。 |
次はサイレンサー部分を固定している ボルトナットのナットだけを先に外しておきます。 |
まずは車体右側のボルトの頭に 12ミリのメガネレンチ等をかけてフレームの上に置くことで ボルトの頭が供回りしないようにしておきます。 |
それから車体左側にあるナットを外します。 ナットの位置は少しだけ遠いので 短めのエクステンションバーでソケットを延長させて外します。 ちなみにこのボルトナットの取付時の 規定締め付けトルクは20N-mです。 |
次は4本のエキパイを固定している エンジン根元にあるナットを8個すべて外します。 |
こんな感じで12ミリのディープソケットに 長めのエクステンションバーを使うと 広めの所で工具を回せるので簡単に外せますよ。 |
ナットが外れるとフランジが勢いよく落下する可能性があるので ナットが外れた時点でフランジを手で支えて下ろしておきます。 |
それでは純正マフラーを完全に外すので 適当なジャッキを使って支えるか 適当な台を用意しておきます。 支える物が無い場合は敷物を敷いて 寝転びながら作業を行いますが どっちにしてもマフラー下の床面に敷く敷物は必須です。 |
マフラーを手で支えながら 先ほどナットを外しておいたボルトを抜き取るので つまり、両手でマフラーを支える事が出来ない状態になります。 |
ボルトを抜き取った瞬間から マフラーの重みが一気に手に掛かってくるので その重さに手がひるむと エンジンのわずかなくぼみに引っかかっていたエキパイも その勢いで落ちてきますが ちょうど良い高さの台が下にあれば問題ありません。 台が無い場合は寝転んだ状態から エキパイ側は足で支えておきます。 これで純正マフラーの取り外しは完了です。 |