Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム Vol.3

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それではエキパイから取り付けしていきますが

先にタンデムステップを取り外して

マフラーハンガーを取り付けておきます。

 
ZX-25Rマフラーハンガー固定

マフラーハンガーを付属のボタンボルトと

ワッシャーを使って固定しますが

規定締め付けトルクは25N-mです。

これでサイレンサーが固定出来る状態になりました。

 

それではまずエキゾーストパイプが刺さっていた穴の所に

ガスケットが固着しているので

先が出来るだけ細い工具を

エンジンとガスケットの隙間に突っ込んで剥がします。

先端部分に角度が付いているので

内張剥がしを使うのが一番作業性が良いですね。

ちなみにガスケットは銅の金属製なので

使い回しが出来ないタイプですね。

 

ガスケットが外れたらそこそこ油汚れあると思うので

適当なウエスで拭いて清掃しておきます。

 

それでは1番のシールが貼ってある

エキパイから固定していきますが

シールを剥がし忘れると焦げて跡が残るので

ここで剥がしておきます。

 
ZX-25Rエキゾーストガスケット

エキパイの新品のガスケットも用意しておきます。

カワサキ純正品(11061-1372)だと4本必要ですが

写真のキタコのガスケットは4本セットでも売られています。

 

エキパイの上にガスケットを載せて

片方の手でガスケットが落ちないように

最後まで手を添えてエンジンの穴に突っ込みます。

 

1番のエキパイは左側からみて一番奥の穴に刺し

純正のナットを使って手で直接回して借り止めしておきます。

角度によっては2つのナットを固定出来ないので

片方のナットだけでもとりあえず借り止めします。

というのもフランジが太いので

ボルト自体の長さがギリギリの飛び出し量になるからです。

 

あとは同じように奥から2番、3番、4番と順番に

エキパイを借り止めしていきます。

 

という事で4本のエキパイが借り止め出来ましたが

エキパイを中心に集めると

こんな感じでなんとなく正方形の形になります。

 
ZX-25R集合管

そこに集合管部分を接続します。

3番4番のシールが貼ってある方が

手前(車体右側)に向くように取り付けます。

接続が出来たら裏表に貼ってあるシールを剥がしておきます。

 

ゴムハンマーを使ってエキパイを一本ずつ

軽く叩きながら集合管に押し込むとしっかり奥まで入りますよ。

 

集合管の先端を足で押さえながら

テンションスプリングツールを使ってスプリングを

手前と奥で4本引っかけます。

車体左側もスペースがあるので

カウルが付いた状態でスプリングの取付が出来ますよ。

 

集合管の正しい角度は下の2本のラインが

車体を起こしたときに地面と水平になる角度です。

まだグラグラの状態なのでなんとでもなりますが

とりあえず工具を使って

エキパイのナットをもう少しだけ締めて

グラグラ感を少し引き締めておきますが

まだ借り止め程度にしておきます。

工具を使うと全てのナットが借り止め出来ると思います。

 

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