Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム Vol.1 |
今回はZX-25Rをフルエキゾースト化しますが ただ売られている物をそのまま付けても芸が無いので すべてのパーツを別々のメーカーで組み合わせる事で 公道からサーキットまで走る用途に合わせて いつでも気軽に仕様変更が出来るように 高い汎用性を持たせたフルエキゾーストシステムを 構築したいと思いますが 絶対に人と仕様が被りたくないという方にもピッタリですね。 まずはもっとも重要なエキゾーストパイプですが 今回用意したアイテムは K-FACTORY(ケイファクトリー)のエキゾーストパイプで チタン製の4-1タイプのエキパイです。 排気音に拘るなら4-1タイプの集合管になりますね。 |
K-FACTORY製エキゾーストパイプの重量を量ってみると スプリングもすべて合わせて2177gでした。 チタン製ということでかなり軽いですね。 |
ちなみにZX-25R純正マフラー全体の重量は8.8Kgでした。 |
ZX-25R純正マフラーは エキパイからマフラーエンドまで一体物なので まずはこの純正マフラーを 保管する場所を確保した方が良いですね。 ちなみに・・ ZX-25Rは他の250ccクラスのバイクと比べると 純正マフラーでも明らかに排気音が大きいので 社外品の政府認証マフラーに変えると 本当に政府認証なのかと疑ってしまうくらいうるさいです。 なのでうるさいマフラーが嫌いな方は 政府認証だからといって安心しない方が良いですよ。 |
次に重要なのがサイレンサーですが まずは排気音を小さくする為に ストリート仕様として用意したのは ビームスの汎用サイレンサーなんですが スラッシュタイプのカーボンサイレンサー(100パイ×300mm)で 差込径が60.5パイのタイプです。 一般的な89パイの細いタイプも選べますが 消音性能が高い太いサイレンサーを選びました。 |
ビームスのカーボンサイレンサーの重量を量ると1224gでした。 |
参考として同じ汎用タイプのビームスサイレンサーでも GPテールのカーボンサイレンサー(100パイ×450mm) も用意してみました。 出来るだけ排気音を静かにしたい場合は こっちの450mmの長いタイプの方がお勧めです。 |
GPテールのカーボンサイレンサーの重量を量ると1604gでした。 もっともサイズが大きいサイレンサーなので その分だけ重くなりますが それでも純正マフラーと比べると断然軽いですね。 |
ビームスの汎用サイレンサーのエンド部分は 最初に紹介したスラッシュタイプと このGPテールの2種類から選べますが スラッシュタイプは2重構造になっているので 外からはバッフルを固定しているボルトが見えませんが GPテールは一般的なサイレンサーと同じで 外からボルトでバッフルを固定しているシンプルなタイプなので 後から好みのバッフルに交換するのに適しています。 |
もう一つのパターンとして 見た目がレーシーな仕様も作ってみます。 という事でサーキット仕様として用意したアイテムは LCIPARTSのショートカーボンマフラーで 差込径は60.5パイのタイプです。 |
LCIのショートカーボンマフラーの重量は1139gで カーボン製のマフラーバンドは46gでした。 ドライカーボン製のショートタイプなので とんでもなく軽いサイレンサーのはずなんですが 差込径が60.5パイのタイプはそこまで軽くはないですね。 |
ちなみにK-FACTORYのエキゾーストパイプは 差込径が60.5mmのサイレンサーに適合するので こんな感じで取り付ける事が出来ますよ。 |
フルエキ化するにあたりZX-25R特有の問題としては タンデムステップにサイレンサーを固定する構造が無いので マフラーハンガーを別途用意する必要がありますよ。 |
もっとも安く済ませるなら汎用ステーを マフラーハンガーとして使います。 M8のボルトが通る穴が開いていて 250mmの長さだと使えます。 今回は和気産業のBS-704を2本用意しましたが・・ K-FACTORYのエキゾーストパイプは 中間地点での固定箇所が無く エキマニとサイレンサーの2箇所の固定になるので 前後に動きやすい汎用ステーを使うのは 実はあまりお勧め出来ませんね。 ちなみに重量は2本合わせて146gです。 |
という事で見た目も機能もキッチリさせるなら 各メーカーから発売されているマフラーハンガーを使います。 今回はヨシムラのマフラーハンガーを用意しました。 これはサイクロンマフラー専用として売られていますが 今回は奇跡的に使う事が出来ました。 とりあえずエキマニ、サイレンサー、マフラーハンガーがあれば ZX-25Rでフルエキゾースト化が出来ますよ。 |
ちなみにボルト類をすべて含めた ヨシムラのマフラーハンガーの重量は216gでした。 アーム部分単体では142gです。 ちなみに素材はアルミ製ですよ。 |
マフラーハンガーには予め付属のブッシュと 中にスペーサーを通して準備をしておきます。 |
マフラーハンガーとサイレンサーとの間には 少しスペースがあるので隙間を埋める為にも 好みのM8×65mmのボルトも用意しておきます。 LCIのショートマフラーを固定する場合は M8×20mmのアルミスペーサーと M8×55mmのボルトの方がピッタリ合います。 |