Ninja ZX-25R 動力性能の検証 Vol.3

HOME - GARAGE - ZX-25R - Power performance

ニンジャ400

CBR250RRに勝ってしまうと

同排気量ではライバルが居なくなるので

400ccクラスの代表として次はNinja400とバトルさせてみますよ。

価格は圧倒的にZX-25Rよりも安く

車両重量もほぼNinja250と同じなので

まるで下の排気量のバイクみたいなんですが

ちゃんと400ccの2気筒エンジンを積んでいます。

 
ZX-25RバーサスNinja400

車体が進み始めてから動画を同期させていますが

今回も身体は伏せない状態で走っています。

それではスタートです。

 

スタート時から圧倒的なトルクでZX-25Rを引き離します。

速度も4Km/hほど差が出ていますが

これも読み取りタイミングの違いだけで

実際にはその数字よりも差がありますよ。

 

ZX-25Rは1速の中回転域ですが差はどんどん広がっていきます。

ちなみにNinja400は9000回転なんですが

針が非常に見にくいですね・・

微振動も大きいのでメーターパネルが揺れて画質が悪いです。

 

Ninja400は1速のレッドゾーン付近まで回った所ですが

少しずつ差は広がっています。

 

早くもNinja400は先に時速100Km/hに到達しました。

とにかく2気筒エンジンはスタートから

時速100Km/hあたりまでの実用領域での加速が速いですね。

しかし、ZX-25Rも高回転域を維持出来る状態になるので

加速の差はここがピークになりました。

 

ZX-25Rが3速レッドゾーンに到達しましましたが

少しずつ差が縮まってきています。

 

Ninja400が時速150Km/hを越えた所で

今回は終了させますが

さらに差は縮まっている事が分かりますね。

結局は1速時の低~中回転域での遅れを

最後まで引きずった感じになりましたが

ZX-25RとNinja400のエンジン出力の差は3PSほどしかないので

ZX-25Rでも高回転域にさえ入れば

離されることは無いというか

ギア比の軽さによってむしろ差を縮めていける感じですね。

あと、最初にバトルしたCBR250RRとは逆で

ZX-25RはNinja400よりも前傾姿勢なので

空気抵抗はNinja400の方が大きい事が影響していると思われます。

今回のバトルから分かった事は

低回転域を全く使わないサーキットでは

Ninja400とほぼ互角に戦える戦闘力を

持っているという事が分かりますね。

2台ともタイヤも全く同じ銘柄でサイズも同じなんですが

Ninja400はなんせ車体が軽いので

ブレーキングで詰めてこられる感じになるとは思いますが・・

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4 > Vol.5