YZF-R125・R15 グリップヒーターの取付 Vol.4 |
次は車体左側のグリップを外しますが 純正グリップを再利用する予定がない場合は カッターナイフで切って取り外します。 グリップを無傷で残したい場合は 独自のシリコンヘラブレード工法を行うので このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に シリコンスプレーをたっぷり吹きます。 |
グリップとハンドルバーの隙間にヘラを差し込んで 左右に小刻みに揺らしながら奥まで差し込みます。 そしてヘラを抜いたらまたシリコンスプレーを吹いてから 違う所に差し込みます。 これを3~4ヶ所くらいに行うと グリップがハンドルバーから完全に独立するので 捻ってみて回ったらそのまま抜き取れます。 ただ、車両によってはボンドの量が 規定よりも多く塗られている個体があるので ヘラが奥まで通らないです。 その場合はカッターナイフでカットして外すしかないですね。 |
残っているボンドのカスを取り除きますが パーツクリーナーを吹いたウエスで擦ると簡単に取れますよ。 |
とりあえずグリップヒーターを1/3ほど差し込んでみて 差し込む時の硬さを調べておきます。 スルッと差し込める場合と なかなか差し込めない場合があり 取付する時の難易度が変わりますが YZF-R125では結構緩めなので取り付ける難易度は低いです。 |
ここからは手際よく作業を行いますが 剥き出しになっているハンドルバーの端から 1/3程度にウルトラ多用途ボンドをしっかり塗ります。 ボンドの色は透明でも黒でも何でも良いのですが ソフトタイプの方が圧倒的に差し込みやすいですね。 なのでハードタイプは使わない方が良いのですが YZF-R125はそもそも緩めなので特に問題はありません。 |
そしてパーツクリーナーをグリップ内部全体が ベタベタになるくらい吹きかけますが YZF-R125では緩いので適当に吹きかけるだけで入ります。 |
そして回転させてボンドを全体に行き渡らせながら スイッチボックスの奥まで差し込み スイッチの角度が垂直になるように取り付けます。 |
次はケーブルを車体右側の燃料タンク横まで通していきますが スイッチのちょうど真裏からケーブルが出ています。 |
とりあえずケーブルが邪魔にならないように 結束バンドを使って他の配線とまとめます。 |
そこから車体右側の燃料タンク横まで通しておきます。 |
あとはバーエンドを元も戻せば 車体左側のグリップヒーターの取付は完了です。 |