YZF-R125・R15 グリップヒーターの取付 Vol.3 |
次はグリップヒーターのギア部分に ワイヤーを固定するリングを取り付けしますが 3種類のリングが付属しているので YZF-R125ではDタイプを使います。 その他の付属品にはバーエンドの代わりとなるキャップや スペーサーが付属していますが YZF-R125の場合、スペーサーを入れると スロットルスリーブが回らなくなったので必要ありませんでした。 |
純正のグリップと同じように ワイヤーのタイコを固定する穴が 真上になる状態で車体に差し込むので その時にケーブルが下向き(7時の方向)になるように固定します。 |
それではグリップヒーターを差し込みますが ハンドルバーが乾いていたら 適当なグリスを薄く塗っておきますが スリーブ等は樹脂製なので 硬めのシリコングリースが適していますね。 スペーサー(リング)が写っていますが今回は使いません。 |
あとはグリップヒーターを差し込んでから 逆の手順でアクセルワイヤーを固定しますが ワイヤーを固定するリングにも シリコン系のグリスを塗っておきます。 |
釣り糸を使って逆の手順でアクセルワイヤーを固定しますが ワイヤーに釣り糸を潜らせてからタイコを穴に入れて グリップを捻れば簡単に入ると思います。 |
そしてスイッチボックスを元に戻しますが ハンドルバーの穴にスイッチボックスの中にある 突起部分を差し込むように固定し直します。 |
グリップヒーターのケーブルの位置を確認しておきますが 左が何もしていない状態で 右が最大までグリップを捻った状態です。 どの位置でもケーブルが 下の方向を向いていたら特に問題はありません。 これでアクセルワイヤーの張り具合を元に戻せますが ハンドルを左右一杯に切ると アクセルワイヤーの張り具合も変わるので どちらに切っても勝手にアクセルが開かないように 多少の遊びをワイヤーに持たせておきます。 |
ここでとりあえずバーエンドを固定し直しますが 受け側が三日月型になっているので バーエンドの突起部分を凹んでいる部分に合わせて取付します。 |
手でバーエンドを押さえながら六角レンチで固定します。 締め付けトルクは7N-mです。 |
あとは配線を固定しながら燃料タンク横まで通していきますが グリップを捻った時にも ケーブルが無理をしないように余裕を持たせた状態で 結束バンドを使って他のケーブルと一緒にまとめます。 |
とりあえずケーブルはトップブリッジの下を潜らせて 燃料タンク横まで通しておきます。 これで車体右側のグリップヒーターの取付は完了です。 |