YAMAHA XSR155 (RG63) インプレッション Vol.5

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YAMAHA_XSR155ラゲッジスペース

ユーティリティ

シートを外すとラゲッジスペースとして

用意されている場所はなさそうなんですけど

積もうと思えば小物を詰めるスペースはありますね。

 
XSR155シート裏

ヤマハは基本的にシート裏に車載工具が固定されていますね。

ちょっとした書類も固定出来るようになっています。

 
YAMAHA_XSR155

2022 XSR155 総評

XSR155に乗る前までは

東南アジアでしかウケない低クオリティな質のバイクなので

日本では到底戦えないバイクなのかと思っていましたが

実際に乗ってみると想像以上に高い

走りのクオリティだったので

正直、国内で発売されていない意味が分かりませんでしたし

間違いなく国内でも通用する

ちゃんとヤマハのクオリティを持ったバイクでした。

しかしながら実際に国内で発売されるとなると

155ccという事もあり

ABSの装着義務に対応させる必要もあるので

車体価格は50万円以上にまで跳ね上がる可能性が高く

競争力のある価格で販売できない事が

最大の理由なのかもしれませんね。

今現在、ホンダから販売されている

47万3000円のCB125Rの販売台数が

もしかすると国内でXSR155が発売されるかどうかの

カギを握っているのかもしれません。

一昔前ならCBR250Rが45万円で買えたとか

そういう古い価格の感覚が購入の手を止めさせるのですが

変わらないといけないのはメーカー側ではなく

こちら側の意識なのかもしれませんね。

ただ、輸入車のXSR155だから車体価格が安いという訳ではなく

どうしても為替の影響を受けてしまうので

円安の場合は車両価格も上がってしまいます。

 
YAMAHA_XSR155テール

日本国内でヤマハのXSRシリーズに乗ろうと思えば

XSR700の700ccからしか存在していないし

おまけに車体価格も90万円以上するので

相当敷居が高い車両になる訳ですが

XSR125や155が現れる事で一気に敷居が下がりますし

しかも125cc感覚で乗れてしまう軽い車両なので

誰にでも気軽に扱えて手が届くXSRになる訳ですよ。

なのでこのXSR155を一言で表現するなら

みんなのXSRですよ。

そもそも国内でスクランブラーと呼ばれているジャンルの

オフロードも走れる万能なネイキッドは

新車のラインナップには存在しないので

XSR155の存在自体が貴重なんですが

さらに小排気量ともなれば尚更ですね。

そう思えばXSR155は唯一無二の存在ですし

国内販売されるべき存在だと思いました。

 

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