タンデムシートと一体型になったタックロール加工されたシートが
XSRのクラシカルな世界観をより色濃くしているのですが
シート高は810mmという事で
リッタークラスの大型バイク並なんですが
それでも出来るだけシート高を低く抑えたかったのか
見た目からもクッションが薄いのが分かりますよね。
クッションが薄いとどうしても
硬い素材のクッション材を使う必要があり
お尻に対しての攻撃性が高くなるので
長時間乗るとお尻が痛くなりやすいですね。
シートの形状も平べったい感じなので
その分、排気量の割にはシートの幅は広めなのですが
足を地面に付ける時にシートの角が足つきの邪魔をするので
より足つき性が悪く感じますね。
しかしながら車体重量が134kg程度という事もあり
つま先立ちになったとしても足への負荷は小さいので
足つき性で不安になる事はほとんど無いですね。
身長170センチの短足が跨ぐと
両足のかかとが少し浮く感じになりました。
あと、座面のフラットな部分が多いので
前後の座る位置の自由度が高く
体型や好みに応じてベストな位置で運転する事が出来ます。 |