以前に乗っていたインジェクション化された
新しいVTRが2009年に登場した当時では
250ccの新車で乗れるネイキッドといえば
ホンダのVTR以外では、レトロタイプのスズキのST250と
カワサキのエストレヤしか選択肢がありませんでした。
つまり、レトロタイプのバイクを外せば
250ccのネイキッドは、VTRに乗るしか
他に選択肢が無かったのです。
そんな状況では、せっかくのVツインのエンジンも
当たり前の存在となり平凡に思えてきます。
2014年の現在では、同社のCB250FやカワサキのZ250
スズキのGSR250と、選べるバイクがかなり増えました。
しかし、国内の250ccクラスでは単気筒エンジンや
並列2気筒エンジンを積んだバイクがほとんどなのに対し
唯一、V型2気筒エンジンを積むVTRは
ライバルが増えた今だからこそ
その存在価値がより大きく魅力的に思えるのです。 |