YAMAHA NMAX ボスワッシャーと加速の関係 Vol.2 |
今回は、NMAXにボスワッシャーを追加して 積極的に加速性能を上げてみたいと思います。 もちろんギア比の幅がローギヤード側に移行するので あまりやり過ぎると 最高速度が出るあたりでエンジンのレッドゾーンまで 到達してしまう可能性がありますが 実際にはそこまでする事は物理的に厳しいと思います。 |
NMAXに使われているボスワッシャーの厚みは 0.4~0.5ミリって所ですね。 ちなみに型番は90201-15840(65円)です。 |
とりあえずクランクケースを開けて 外側のプーリーを外しこの状態にします。 詳しくはウェイトローラーの交換作業のページで説明していますよ。 |
とりあえず純正のボスワッシャーを2枚噛ましてみます。 |
プーリーを元に戻してエンジンを掛けてアイドリングさせます。 ちなみにプーリーのナットをしっかり締めないと 簡単にナットがぶっ飛んでいくので注意してくださいね。 |
クランクケースを開いたままエンジンを掛けるには ガスケットが邪魔になるので予め外しておく必要がありますよ。 |
するとワッシャーを噛ました分だけベルトが ドリブンフェイスの外側まで移動します。 このドリブンフェイスからはみ出さないように ボスワッシャーを調整する事で 最大までギア比をローギアード化出来るので 加速が鋭くなっていきます。 これを見る限りでは、あと1枚程度追加出来そうな感じですが・・ |
しかし、ドライブフェイスのギアのかかり幅が 結構ギリギリな感じがするので ボスワッシャーを3枚噛ますと 信頼性の問題が出てきそうで怖いですね・・ |
外側のナットのかかり量はまだ余裕がありそうですが このくらいのネジ山の飛び出し量は欲しいですね。 |