KAWASAKI ニンジャ400 VS　HONDA CBR250RR　Vol.1

今回はNinja400とCBR250RRを比較してみようという企画です。

本来なら排気量からしてもCBR250RRは

Ninja250と比較するべきだと思いますが

なんせNinja250（EX250P）とCBR250RR（ABS付き）では

価格差が約17万7000円も開いてしまい

ぶっちゃけCBR250RRはNinja650とほぼ同じ価格なのです。

しかし、Ninja650と比べるにはあまりにも

重量や排気量が違い過ぎるだろうという事で

車体が250ccそのもののNinja400と比べる事が

むしろ一番正しいのではないかと思いました。

しかもNinja400はCBR250RRよりも約10万7000円ほど価格が安く

その差額は2回分の車検代になるので

購入から7年間はCBR250RRとほぼ同じ維持費で

やっていける事になります。

そういう観点からもNinja400のライバルは

CBR400Rだけでなく、CBR250RRも十分に

視野に入るのではないでしょうか・・

という事で今回はこの2台を色々比べてみたいと思います。

一番の共通点はやっぱりタイヤで両車とも前後に

ラジアルタイヤのダンロップ GPR300を履いています。

しかし、リアタイヤの幅は若干違っていて

CBR250RRの140/70に対して

Ninja400が150/60なので厚み（扁平率）が薄く少し幅広です。

あと共通している所は車体の重量で

CBR250RRのABSモデルと

Ninja400（ABS標準装備）は全く同じ167Kgです。

つまり・・CBR250RRは250ccのスーパースポーツを

謳っていますがタイヤも重量もほぼ同じなので

CBR250RRが突っ込んでいけるコーナーなら

Ninja400でも同じ速度でついて行く事が出来るという事になります。

燃料タンクの容量も両車同じ14Lです。

実際に走らせた時の実燃費では

CBR250RRが約28Km/Lで

ニンジャ400が約29Km/Lだったので

両車ともほぼ同じくらいと考えて良いですね。

当然、航続距離もほぼ同じで400Km前後の計算になります。

フロントのブレーキがシングルディスクで

ローターサイズは両車とも全く同じ310mmなので

つまり、ブレーキングの限界も両車ほぼ同じと言って良いですね。

手でバイクを押してみると両車とも車重が同じでも

ハンドルの位置が高いニンジャ400の方が

車体が軽く感じるので楽ですね。

さらにニンジャ400の方がハンドルの切れ角が大きいので

狭い駐輪所での取り回しも楽でした。

そもそもCBR250RRも手で押しても重くは感じ無いので

苦にはなりませんがニンジャ400はそれをも上まわるので

女性に優しいのはやはりニンジャ400だと思います。