| Mazda ND ロードスター 2ndインプレッション Vol.1 | 
  
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    | マツダ ロードスターグレード:S スペシャルパッケージ
 カラー:メテオグレーマイカ
 エンジン:1500cc 直列4気筒
 ミッション:6速MT
 価格:2,700,000円
 前回に乗ったのは6速ATでしたが、今回は6速MTです。 実際にNDロードスターを購入してからの ちょっと濃厚なセカンドインプレッションです。 | 
  
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    | 背伸び感のない等身大のスポーツカー。 | 
  
    | 自動車に乗った時のドキドキ感や緊張感は シートに締め付けられるような強烈な縦Gを味わえる エンジンパワーから来るものなので 大衆車に毛が生えたようなレベルの加速しか出来ない ロードスターには、その緊張感もドキドキ感も無いです。 スポーツカーの定義は沢山存在すると思いますが 少なくともロードスターがスポーツカーと呼ばれている理由は 優れた前後重量バランスや低重心からの 素直なコーナーリング特性にあると思います。   そして、ロードスターが他のスポーツカーと比べて もっとも特徴的なのは 極めてミニマリズム的な考えで作られた スポーツカーであるという所です。 例えば、一般的なスポーツカーを通勤に使ったり 近所のお買い物に使った場合 無駄が多すぎて勿体ないというか、やり過ぎ感に苛まれます。 それどころか、無駄に硬い乗り心地に嫌気がさすでしょう。 サスだけに・・ その無駄さ加減を例えるなら、飛んできた蚊を ロケットランチャーで捕らえるようなものです。 しかし、ミニマリズム的考えで作られたロードスターなら そういった使い方にも柔軟に対応でき 勿体ない感に苛まれること無く、普段の生活に溶け込みます。 | 
  
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    | 1500ccのNAエンジンなので、アクセルを踏み込んでも 一般的なスポーツ系の自動車と比べれば そんなにガソリン代を気にすることもないですし タイヤも一般的なコンパクトカーと変わらないサイズなので 買い替え時にも悲鳴を上げるような事はありません。 維持費的には、ハイオクガソリン指定という所を除けば 一般的なコンパクトカーと同じで 財布に優しいスポーツカーなんです。   車体のサイズも小さいのですが、実際に運転している時の 車体のサイズ感も小さく感じるので、狭い道でも苦にならず 最小回転半径も一般的なコンパクトカーと同じ4.6mなので 近所の狭いスーパーの駐車場でも問題ないでしょう。 つまり、NDロードスターはコンパクトカーそのものであり これがライトウェイトスポーツなんだと思います。 | 
  
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    | かといって、平凡な自動車なのかと思えば コンバーチブル(オープンカー)なので 所有する喜びというか特別感もちゃんとありますし 設計が素晴らしいのでスポーツカーとして 素直に運転が楽しいのです。 ロードスターは、もうこれに尽きると思います。 維持的には、ヴィッツやマーチ、デミオとほとんど同じなので       後は、二人しか乗れない事が許される生活環境と トランクルームに普段持ち歩いている荷物が 全て入るかどうかですね。 自分のライフスタイルにピッタリはまれば ロードスター以上のクルマは世界中探しても何処にもない 夢のような自動車かもしれませんね。 | 
  
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    | 身長187センチの人がNDロードスターに乗ると・・ | 
  
    | 荷室や二人乗りという事よりも そもそも狭いロードスターに乗れるのか? という根本的な問題を考えてみます。 なぜかロードスターは身体が大きな人が沢山いそうな 北米で一番売れている所が謎なんですが 今回は身長187センチの人にNDロードスターに乗ってもらいました。 髪の毛が天井の幌にかるく当たっていますね・・ サーキットでヘルメットを被る場合は幌を開ける必要がありそうです。 あと、シートバックバーの高さを頭が優に超えているので 車体が横転した場合は、スタントマンみたいに即座に 助手席側に身体を屈めないと即死ですね・・ | 
  
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    | シートの背もたれを立て気味にして一番後ろまで下げて さらにステアリングを一番上まで持ち上げて 広さを最大限確保した状態で、こんな感じになりました。 完全にステアリングが足に当たっていますね。 | 
  
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    | 裸足になる事で、靴底の厚みの分だけ身長が短くなり 何とかステアリングから足が離れて運転が出来る状態になりました。 しかし、シートを一番後ろまで下げている為に ハンドルがかなり遠くなるようです。 高身長の人は、小径のステアリングに取り替えて 足とのクリアランスに余裕を持たせる必要がありそうですね。 ちなみに助手席に乗った場合は、ダッシュボード部分に常に 足が当たった状態になりますが特に問題はないようです。 | 
  
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