HONDA モンキー125 ブロックタイヤの装着 Vol.1 |
今回はモンキー125のタイヤを交換します。 マルチパーパス的な純正タイヤから ブロックタイヤに替える事で 未舗装道路でのトラクション能力を高め モンキー125をオフロード化させます。 今回用意したのはまずはフロント側の DAYTONA(デイトナ)のマキシス M6024 120/70-12 51J(75136)です。 モンキー125の純正と同じ80扁平は設定されていないので 70扁平に落とす事でタイヤの外径が小さくなり車高が少し落ちます。 |
リア側はマキシス M6024 130/70-12 56J(75137)で フロント側より10ミリ幅が広いのでその分少しだけ値段が上がります。 |
モンキー125の純正タイヤと比べてみると こんな感じでブロックの隙間と高さが違います。 |
まずはタイヤ単体の重量を量ってみると フロント側のブロックタイヤは約2.8Kgでした。 |
モンキー125純正のフロントタイヤ(120/80-12 65J)の 重量は約3.6Kgでした。 つまり約800gの軽量化が出来ます。 これは相当大きい軽量化ですよ。 |
リア側のブロックタイヤを量ると約3Kgでした。 フロント側と比べて10ミリ幅が広がった分だけ 200gほど重くなっていますね。 |
モンキー125純正のリアタイヤ(130/80-12 69J)の 重量は約4.2Kgでした。 つまりリア側は約1.2Kgの軽量化が出来ます。 これは思わぬ効能ですね。 |
それではさっそくブロックタイヤに履き替える作業を行いますが 途中で挫折をしてもバイクを購入したディーラーに タイヤとホイールを自動車に積んで持ち込めば何とかなりますが 基本的に、タイヤの持ち込みは嫌がられるので 出来るだけ作業を進めてからお願いした方が良いですね。 タイヤの履き替え作業の行程としては・・ 1.ホイールからタイヤを外す。 ここで挫折すると、そのまんまタイヤの持ち込みになるので かなり嫌がられる可能性が高いです。
2.ホイールへのタイヤの組み込み ここで挫折すると、空のホイールとタイヤを持ち込む事になり タイヤを外す分の工賃が浮くので 作業工賃がちょっとだけ安くなる可能性はありますが まだ持ち込みの領域なのであまり良い顔はされません。
3.タイヤのビード上げ作業 もうここまで来るとたとえ挫折をしたとしても ホイールに新しいタイヤがセットされている状態なので タイヤの持ち込みとはならない状態なので安心ですね。 この作業はコンプレッサーで空気を入れるだけなので ディーラーに持ち込んでも無料でやってくれる可能性が高いです。
4.ホイールのバランス調整 ここで挫折をしても胸を張ってディーラーに持っていける状態なので 1本1000円程度で普通に作業をしてくれます。 |
ちなみにディーラーにホイールを持ち込む時は 車体はこうゆう状態になります。 リアは普通にメンテナンススタンドを使えばいいのですが フロント側はエキパイ部分で 長時間リフトアップさせるには不安定なので フロントフォークの下に受け皿を用意する事で 安定させる事が出来ますよ。 リアのメンテナンススタンドにも念の為に スイングアームと結束バンドで固定する事で 万が一の保険を掛けることが出来ます。 |
それでは作業を進めていきますが まず、タイヤの履き替え作業には 60cm×60cmくらいの分厚い敷物が必須アイテムです。 あと、ビードを落とす時やタイヤを組む時に ホイールを床から底上げするブロックが2つあれば便利ですね。 |
タイヤレバーは主に平たい棒のタイプと 上の写真の先がスプーン形状になっている物があります。 平たいタイヤレバーの方が圧倒的に価格が安いのですが スプーン形状のタイヤレバーの方が明らかに使いやすく ホイールを傷つけにくいですよ。 メジャーなのはKTCのタイヤレバーですが 写真のTONEのタイヤレバーの方が安いです。 |