HONDA モンキー125 ブロックタイヤの装着 Vol.4 |
タイヤにエアーポンプを使って空気を入れてビードを上げます。 当然まだビードが上がっていないので 空気は少し抜けますが 抜けるよりも少しでも入る空気の方が多ければ良いのです。 タイヤを立てたり、上から少しタイヤを押さえたりして 空気の音を聞いて一番空気の抜けない状態を 確認しながら空気を入れていきます。 そのうち内側と外側のビードがホイールにはまり込み パン、パンと2回音が鳴れば成功です。 出来るだけ一度に大量の空気を入れる事が ビード上げには重要です。 手動式の空気入れなら成功率は60~70%くらいで 何より作業がしんどいです。 電動コンプレッサーがあるならほぼ100%成功しますよ。 4輪自動車に車載されているエアコンプレッサーでも問題ありませんが 自動車から離れて家で使う場合が 100Vから12Vに変換するアダプターが必要です。 |
ビードが上がっても指定空気圧のプラス50~100Kpaくらいまで 一端、多めに空気を入れておきます。 後はエアバルブのバルブコアを取付直し指定空気圧にします。 |
これでタイヤの組み込み作業は終了です。 |
手動のエアーポンプしか持ってなくて うまく空気がはいらねーよって場合は・・ タイヤを地面に叩きつけてそれからまた空気を入れてみます。 それでも漏れるなら上からタイヤを押さえながら空気を入れて 空気が抜ける音が消えるような所を探りながら押さえます。 |
あまりお勧めはしませんが どうしても空気が入らない場合は奥の手を使います。 バルブコアが外れている事を確認してから サイドウォールを踏みながらクレ556をタイヤの ホイールの中心に向かって吹きます。 ちなみに556を使う理由は一気に爆発するように燃えるからです。 パーツクリーナーだと物を選ぶというか 家のパーツクリーナーだとただ緩やかに燃えるだけだったので 導火線として使います。 ちなみにこのワザが使えるのはビードがほぼ一周分 完全に落ちてる状態のタイヤ時だけです。 タイヤによっては何もしていないのに 2/3程度ビードが上がるタイヤがありますが その場合は爆発させる為の空気が 外部からタイヤの中に入らないのでまず成功しないです。 |
クレ556をホイールの中心に向かって一周分に素早く吹き付け 最後に縦にホイールの中心から導火線のように タイヤの外までブレーキクリーナーを吹き付け 最後にライターで黄矢印の所に火を付けます。 556とブレーキクリーナーを吹く所までは素早く行いますが 火を付ける時は5秒くらい待って 556が気化する時間を与えた方が成功率が高いです。 チャッカマンを使えば導火線は短めでも安全ですね。 写真のようにブレーキクリーナーが燃えるので ゴムハンマーか適当な棒状の工具で サイドウォールを叩きます。 |
その時に良い感じで気化したブレーキクリーナーと 空気が混ざり合いパン!!っという大きな音がすれば成功です。 ちなみにパン!は爆発音ではなく ビードが上がる音ですよ。 プシューっという音と共にタイヤが急激に膨らみ ビードがタイヤにはまります。 燃えやすい物が近くにあったり 火気厳禁な場所で作業をしているなら諦めてください。 しかし、もうこの状態だとディーラーに持ち込んでも 胸を張って持って行ける状態です。 ディーラーでなくてもエアコンプレッサーのある施設や セルフのガソリンスタンドのエアータンクで空気を入れると 簡単にビードが上がります。 |