HONDA PCX e:HEV クランクケース内の分解作業 Vol.1

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JK型PCXクランクケース

今回はPCX e:HEVのクランクケース内を分解しますが

JK05、JK06、KF47の全てのPCXシリーズで共通の作業になります。

 
JK型PCXクランクケースカバー脱着

それはまずクランクケースカバーを外すので

センタースタンドを使って車体を起こしてから

右の六角穴のキャップボルトと左側の六角ボルトを3本外します。

左側のボルトが刺さっている穴は小さいので

ディープソケットの8ミリか

差込角6.35mmの8ミリソケットを使います。

 

次は黒いカバーに固定してあるケーブルを外しますが

上側は少し角度の付いたラジオペンチで

裏側から摘まむと簡単に外れます。

 

下側はコルゲートチューブの所を挟んでいるだけなので

手前に引き抜きと外れます。

これで完全に黒いカバーが外れました。

 

次はクランクケースカバーを外すので

矢印の六角ボルトを全て外します。

ここもボルトが刺さっている穴は小さいので

細い工具(ソケット)を使います。

ちなみに左上のボルト1本だけはカバーの内側にあり

長いソケットが使えないのでメガネレンチを併用しても良いですね。

ここに使われている六角ボルトは3種類あり

左側にある赤矢印の六角ボルトがもっとも短く

右側の黄矢印はそれよりも長い六角ボルトで

もっとも長いのが真ん中の緑矢印の六角ボルトです。

 
JK型PCXクランクケースカバー脱着

クランクケースカバーを外しますが

高い精度で刺さっているので真っ直ぐ手前に引き抜きます。

長く乗った車両ではガスケットが固着するので

硬くて抜けない場合はゴムハンマーを使い

クランクケースカバー全体を叩くと抜けるようになります。

 
JK型PCXクランクケース内

クランクケースカバーが外れるとこんな感じになっています。

 

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