HONDA PCX e:HEV エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はPCX e:HEVのエンジンオイルを交換しますが JK05型やPCX160のすべてのPCXで共通の作業です。 まず、必ず必要なアイテムとして エンジンオイル1L缶を用意しておきます。 今回は100%合成油の高級なホンダ純正G3オイルを使います。 あと、廃油を可燃ゴミとして出すために 2.5Lの廃油ボックスがあれば便利です。 PCXから出る廃油は0.8L程度なので 予め廃油ボックスの吸収剤を1/3ほど抜いておくと 3回分使えるのでお得ですよ。 2回目以降は2~3重にしたビニール袋の中に 吸収剤を入れて使います。 |
PCXのエンジンオイルを交換する作業には2通りの方法があり もっとも一般的なのは赤矢印のオイルドレンボルトから オイルを抜く方法ですが 今回はプランBとして黄矢印のストレーナーの所からの オイル交換作業も行います。 |
オイルドレンボルトからオイルを抜く場合は アルミワッシャー(型番:94109-12000)を用意しておきますが M12サイズのドレンワッシャーなら何でも使えます。 プランBのストレーナーの所からオイルを抜く場合は Oリングパッキン(型番:91303-K0R-V01)を用意しますが 互換品としてキタコからOH-04としても売られています。 Oリングパッキンの場合は交換サイクルが 半年に1回など比較的早い場合は 1回程度なら使い回しが出来るので経済的です。 |
まずはもっとも一般的なオイルドレンボルトから オイルを抜く方法からやっていきます。 今回はセンタースタンドを立ててオイルを抜きますが センタースタンドを使うと高さがあるので このようにダイレクトに廃油ボックスを下に置けます。 サイドスタンドだと廃油ボックスを下に敷く高さが無いので オイル受け皿を使う必要があります。 |
まずはオイルドレンボルトを工具を使って少し緩めます。 |
あとは素手でドレンボルトを外します。 オイルが手に掛かっても ビニル手袋をしておくと汚れないので安心です。 |
廃油の軌道はだんだん後ろに行く感じなので 予め、センタースタンドカツカツに 廃油ボックスを設置しておく必要があります。 予め、ビニール袋も後方側に広げておくと安心ですね。 |
オイルの落ち方がポタ・・ポタ・・程度になったら ドレンワッシャーを新品に交換してから 車体にドレンボルトを取付直します。 ドレンワッシャーには裏表がありますが 経験上、どっち側でも問題ありませんでしたが 気になるなら取り付けてあったワッシャーの向きを確認してから 新しいワッシャーと交換して下さい。 |
適当なウエスで廃油口付近を拭いてから 素早くドレンボルトを戻し とりあえず手で締められる所まで締めます。 |
仕上げに工具で本締めします。 締め付けトルクは24N-mです。 作業に慣れれば1分~2分で終わる作業です。 |