HONDA PCX ドライブフェイス・プーリーの交換 Vol.1 |
今回はPCXのドライブフェイスを交換します。 気軽に交換出来て安価な ウェイトローラーの交換だけでは限界があり 燃費と加速を両立するという理想的なセッティングは不可能です。 そこで今回はウェイトローラーが入っているプーリーと ドライブフェイスを交換して 理想のセッティングに近づきたいと思います。 今回用意したブツは KN企画のドライブプーリー(PCX-37)です。 JF28用ですがJF81型にも使えました。 |
黒い塗装がされた方は旧型で 最近では塗装をしていない新型に変わっています。 |
新型ではドライブフェイスの冷却のフィンが大きくなっているので 冷却性能が上がっています。 しかもフィンの肉厚はギリギリまでそぎ落とされていますね。 |
左側の新型のプーリーは旧型と同じ形ですが 余計な塗装がされていないのでウェイトローラーで 塗装が削れる事もないですね。 |
ちなみにJF56用のキタコのパワードライブキット タイプXも テストしてみましたが 9500回転で時速90Km/hという とんでもないローギヤードだったので今回はボツにしました。 ちなみにJF56用の短いプーリーボスを使って ギア比をハイギヤード化させてもみましたが それでも9500回転で時速100Km/hでした。 |
まずはJF81型PCX純正のドライブフェイスと プーリーの重量を量りました。 これが基準の重量になります。 |
今回採用したKN企画のプーリーの重量はこんな感じです。 プーリーもドライブフェイスも純正より圧倒的に軽いですね。 プーリーの軽量化はフライホイールを軽量化したのと同じなので 主に高回転域でのパワーの伸びに期待が出来ます。 しかし、左のランププレートだけは純正より重いですね。 |
KN企画の新型の重量はこんな感じです。 フィンの面積が増えた分だけドライブフェイスは 12gほど重量が増えていますがそれでも 純正よりは圧倒的に軽いですね。 プーリーは塗装の分だけ5gほど軽くなっています。 ランププレートも塗装の分で1gほど軽くなっていますね。 全体で言うと旧型に対して6g重くなっただけなので 重量に関しては旧型とほぼ同じと考えて良いですね。 ちなみにギア比は旧型と全く同じでした。 |
キタコのパワードライブキット タイプXの重量も 参考に載せておきます。 ちなみにこのタイプXにはランププレートは付属していません。 |
それではドライブフェイスの交換作業を始めますが クランクケースカバーの取り外し作業の詳細は ウェイトローラーのページにて説明しているので ここでは省略しますよ。 |