SUZUKI GSX1300R 隼 インプレッション 3

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エンジン

隼に乗るまでは、SSのようなビュンビュン系の

エンジンを想像していましたが

実際に乗ってみたら肩透かしを食らいました・・

アイドリングが1100回転で

約650回転あたりを切るとエンストするのですが

クラッチを荒く繋いでも、まずエンストしませんし

発進時のアクセルコントロールが一般的なバイクと同じで

SSのエンジンのように過敏に回りすぎる事がないです。

隼が乗りやすいという一番の理由は

このエンジンにあるのだと確信しました。

エンジン特性をA・B・Cの3パターンから選べる

モードスイッチが付いているのですが

Aのフルパワーモード(初期設定)で走っても

何の問題もなく街中をまったり走れてしまいます。

6速1000回転から加速すると、若干のスナッチが出ますが

そこからでも加速出来るような余裕のトルクがあります。

正直、4000回転までならバンディット1250の方が力強く感じますが

4000回転からのパワーの伸び方は恐ろしいほどです。

ちょっとビックリしたのが

4気筒エンジンとは思えないような振動が時々顔を出します。

繊細なエンジンかと勝手に思っていましたが

荒々しいモンスターのようなエンジンですね。

 

ブレーキ

フロントブレーキには

標準でブレンボ製キャリパーが装備されています。

ブレンボと聞くと、F1を初めとする

各モータースポーツに採用されている最高峰のブレーキですが

正直、トキコ製のブレーキと比べて

フィーリングの違いがまったく分かりません・・

たぶん、違いが出るとすれば

サーキットを数十周走った時の信頼性の違いでしょうか。

制動力自体は、タイヤへの依存度が大きいので

ブレンボがフルに発揮されるのは

ハイグリップタイヤに履き替えた時かもしれませんね。

ABSが標準装備されているという事で

街中を走るならブレンボよりも

むしろ、ABSの方が影響が大きいですね。

とっさのブレーキングでも、何も考えずに

ただ強くブレーキをかけるだけで

何事も起きること無く、安定して止まる事が出来ます。

 

フロントとは違い、リアブレーキのキャリパーはトキコ製です。

リアブレーキもちゃんと効きが良いですよ。

 

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