セパレートハンドルという事でどうしても前傾姿勢になりますが

前傾が比較的緩いと言われているSSのバイクよりも

さらに前傾が緩い感じです。

しかし、最近流行のハンドル位置が高いフルカウルの

スポーツバイクと比べれば間違い無く隼は前傾姿勢と言えます。

ロングツーリングでは、この前傾姿勢が

苦痛になってくる事は間違いないでしょう。

でも、この隼のハンドル位置の高さは絶妙で

普段はバーハンドルのネイキッドに乗って

急に隼に乗り換えても、ハンドルの低さを気にすることなく

自然にコーナーリングが出来る高さなので

SSのバイクに乗った時のような

コーナーリングで違和感を感じることはありません。

SSにありがちな股間がタンクに当たって痛くなる事もありませんし

ハンドルの絶妙な高さが幸いして

タンクの上に伏せても自然に運転する事が出来ます。

一見、SSのような形状のシートですが

厚みが十分にありクッションは柔らかいです。

シート高は805ミリですが車体が大きいので

数字より足つき性は悪く感じますね。

足つき性はリアサスのプリロードを

弱める事である程度改善できます。

ステップには、バーが貼ってあるので

エンジンの振動が体に伝わりにくくなっています。

こういう所もSSよりツアラー寄りの設定ですね。