SUZUKI GSX250R スクリーンの製作と取付 Vol.5

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3D構造スクリーンバイザー

そして最終的な完成版は

柔軟性の高いPET素材を生かして

複雑な形状を持った3D構造のスクリーンに行き着きました。

スクリーン全体に丸みを持たせると

面積がどれだけ広くても

風が左右から回り込んでくる事に気づきました。

そこでスクリーンの両端を逆に折り目を付け

平たい形状にして回り込む風を防ぐ構造にしました。

 

形状を工夫する事で風防効果の効率が上がり

スクリーンの面積を無駄に大きくする必要がなくなったので

450ミリ×300ミリの1.5ミリ厚のペット素材で作りましたが

219gに抑える事が出来ました。

 

赤い線の所に曲げを入れました。

中心から3本の線が山折りで

両端にある線が谷折りです。

 

ハンドルを左に切ったときにスクリーンと干渉する

アクセルワイヤーに対し、ギリギリ避ける設計にする事で

出来るだけスクリーンの面積を稼ぎ

風防効果を最大化さました。

 

クラッチレバー側は逃げを作らなくても

干渉しないくらい余裕がありますが

デザイン的な問題で

ブレーキレバー側と合わせる為に少しくびれを入れました。

 
GSX250R自作スクリーン

スクリーンを内側から見るとこんな感じです。

走ると左右の羽の部分は多少は揺れますが

1ミリ厚で作ったスクリーンよりも安定していて

揺れが小さいです。

 
GSX250R用3D構造スクリーン

スクリーンの両脇からまわり込んでくる風を

大幅に軽減する事が出来たので

比較的低い速度領域でも少し前傾になることで

風圧が両肩に全く掛からなくなり

風防効果が劇的に改善されました。

目標の性能に到達出来たと思うので

とりあえずこれでスクリーンの改良を終えたいと思います。

 

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