SUZUKI GSX250R スクリーンの製作と取付 Vol.4 |
次は同じPET素材でも1ミリ厚のを使ってみます。 んで今回はもうちょっと時間を掛けて カッターマットのマス目などを利用して きっちり左右対称に作ってみます。 |
マス目に合わせてノギスを置き そこに純正スクリーンを当てると 簡単に左右対称の型を取れます。 PET板が平たい状態で純正スクリーンと同じ穴の位置に 印を付けてしまうと曲げ加工をした時に 左右のネジ穴同士の距離が短くなってしまうので レーシングスクリーンのようにRを大きくしたい場合は ノギスを軸に純正スクリーンを左右にスライドさせて 出来るだけ左右のネジ穴同士の距離を広く取ります。 |
マジックで要所要所に点を書き込み 後はフリーハンドでハサミで切りました。 1.5ミリ厚とは違って簡単にカットが出来ました。 |
曲げ加工の時に一応ドライヤーで暖めましたが 1ミリ厚でドライヤーを使う場合 暖め過ぎるとフニャフニャになるので ドライヤーは使わない方が良いですね。 一部だけを曲げようとせず 全体的に滑らかになるように曲げます。 |
1ミリ厚なんですがあえて前回よりも 大きなスクリーンを作ってみました。 全長は450ミリできっちり素材を使い切りました。 |
上:1.5ミリ厚試作品 下:1ミリ厚 前にも後ろにも大きくなりました。 強度が落ちているのに大きくするなんて かなり無謀な感じがしますが・・ |
上:1.5ミリ厚試作品 下:1ミリ厚 スクリーンの鼻先が車体より飛び出しているので もうちょっと短くした方が良かったかもですね。 空力的には鼻先が長い方が良いと思うのですが・・ 万が一割れるとすれば ボルトで押さえている部分からだと思うので ネジ部分だけでも素材を2重にすれば 固定する強度はかなり高くなりそうです。 |
身体を必死に伏せなくても ヘルメットを完全に覆う高さになりました。 本気で最高速度を上げるレーシングスクリーンにするなら もうちょっと短い方が空力的には有利だと思います。 リラックスした状態で運転していると風が 首あたりに当たるようになったので どっちかというとツーリングするのに快適な高さですね。 |
車体の横から見るとこんな感じになってます。 走行テストを行ってみましたが やっぱり左右の端の部分がブルブルしますが 時速130Km/hくらいでも特に問題はない感じでしたが 風が強い日に横から風が当たるとちょっと不安になりますね。 中心部分は曲げてある分、強度は1ミリ厚でも 十分にある感じでしたが やはりベストな厚みは1.5ミリ厚の素材だと思いました。 |