SUZUKI GSX250R ドライブ(フロント)スプロケットの交換 Vol.4

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GSX250Rの15T

それではGSX250Rに15Tのドライブスプロケットが

取付出来たので走行テストを行います。

まずは最高速のテストですが

純正の14Tだと時速137Kmで6速のレッドゾーンに入るので

ギア比の限界という事で速度を上げる事が出来ませんでしたが

ギア比が伸びた事で時速146Kmまで到達出来ました。

これでもレッドゾーンにはギリギリ入っていないので

ギア比を使い切る事が出来ました。

 

次は純正の14Tと15Tで加速勝負をしてみます。

左のメーターが14Tで右が15Tですよ。

もちろん同じ道で同時に発進しています。

まずは0-100Km/h加速ですが

14Tも15Tも全く同じ結果となりました。

右側の15Tの方が明らかに回転数が低いのですが

高回転域での加速が得意でないGSX250Rでは

多少ギア比が重くなっても同じ結果になったようですね。

 

そのまま加速を続けましたが

14Tが6速のレッドゾーンに入る限界の速度まで

試してみましたが

到達時間は14Tも15Tも全く同じでした。

つまり、15Tに変えてギア比が重くなっても

加速が鈍っていないので

ほとんどデメリットを感じることなく最高速度を伸ばせます。

しかし、15Tでは14Tと比べるとどうしても

加速時の余剰トルクは確実に薄くなっているので

きつい坂道や強い向かい風の時には

14Tの方が速くなる可能性はありますね。

 

6速時のエンジン回転数に対しての速度は・・(メーター読み)

6速3000回転:時速44km (14T:時速41km)

6速4000回転:時速58km (14T:時速54km)

6速5000回転:時速72km (14T:時速66km)

6速6000回転:時速86km (14T:時速80km)

6速7000回転:時速100㎞ (14T:時速92km)

6速7500回転:(14T:時速100km)

時速100Km時には約500回転下がったので

これだけでも高速道路では

かなり快適に走る事が出来ますね。

停車時からの発進でも特にエンストしやすくなった印象もなく

燃費も一定速度で巡航するような状況では

かなり改善出来ると思います。

GSR250よりも空力性能的に優れている

フルカウルのGSX250Rではどう考えてもフロントスプロケットを

最初から15Tにすべきだったと思う結果でしたね。

走る速度域を上げるなら15T以上の

フロントスプロケットは必須だと思います。

 

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