GR YARIS 縦引きパーキングブレーキの取付 Vol.1

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GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキ仕様

今回はGRヤリスに縦引きサイドブレーキを取付します。

特に8速DATの車両ではシフターの形状から

通常のサイドブレーキから縦引きに変更する作業自体は

それほど難しくはないのですが

縦引きサイドブレーキ用の部品を

拾い出す作業の方が一番面倒くさい作業でした。

今回は加工無しの最小のパーツ構成で

縦引きサイドブレーキを取り付けたいと思います。

 
GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキ用内張

パーツリストから縦引きサイドブレーキ用の

内張を拾い出しましたが

まずは通常の内張に穴開けやカットの加工が施された内張・・

58810-52260-C0 コンソールボックスASSY(AT専用)

58810-52270-C0 コンソールボックスASSY(MT専用)

58910-52450-C0 コンソールボックスASSY RR

58805-52180-C1 パネルSUB-ASSY

58812-52120-C0 コンソールボックス LWR

ここまでは穴開け加工など、その気になれば

自分で縦引き用に変更出来るパーツで

ここからは縦引きサイドブレーキ専用の内張なので

必須の内張です。

58834-52190 コンソールカバー LWR

58813-52050 コンソールボックス UPR

58904-52030 カバーSUB-ASSY

 
GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキ用コンソール

今回取り寄せた部品の中でATとMTで

唯一部品が違うのがシフトレバーまわりのパネルです。

MT用はブーツとパネルがセットなので

AT用と比べると、かなり高価になります。

その他にATとMTではシフターの形状が全く違うので

今回、8速ATを縦引きサイドブレーキ化するにあたり

干渉などの問題は全く起きませんでしたが

MTだと干渉等の問題は、どうなるか分かりません。

 
GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキ用コンソール

縦引き用の内装を仮組みしてみると、こんな感じになります。

ちなみに自力で加工を行う場合

穴を開ける位置は縦引きサイドブレーキ用の

内張を当てるだけで簡単に分かります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキパーツ

次は縦引きサイドブレーキ本体とワイヤー類・・

固定するボルト、クリップ類です。

46201-52210-C0 パーキングブレーキレバーSUB-ASSY

46410-52160 パーキングブレーキケーブルASSY No.1

84550-33010 パーキングブレーキスイッチASSY

46451-52080 ケーブルサポートブラケット

91671-80822 フランジボルト×4本

90119-08D32 ワッシャー付きボルト×4本

90467-07215 エンジンアンダーカバークリップ×5個

90467-05170 クリップ No.1×1本

 
GRヤリスRC(GXPA16)サイドブレーキ重量

縦引きサイドブレーキを装着する事で起こるデメリットは

重量が増える事で

通常のサイドブレーキだと1188gですが・・

 
GRヤリスRC(GXPA16)縦引きサイドブレーキ重量

縦引きサイドブレーキの場合は

シフターと共締めして固定する大きなプレートがあるので

重量は2378gほどありますし

ガイド付きの長いワイヤーや

それを固定するプレートを装着する必要があるので

標準のサイドブレーキと比べると

プラス2Kg近く重くなります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトロック解除ボタンのフタ

それでは早速作業編ですが

サイドブレーキを外す作業を行うので

平らな所でしか作業が行えませんよ。

事前に車体が転がらないように

クルマ止めを使って固定しておいた方が良いですね。

まずはセンターコンソールの内張を外すので

ATの場合は、まずNレンジに入れておきます。

MTの場合はシフトノブを外します。

エンジンを掛けながら作業をする場合は

そのままNレンジに入りますが

エンジンを掛けない状態で作業をする場合は

マイナスドライバーを使ってシフトレバー横のフタを開けます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトロック解除ボタン

中にある白いボタンを押し込みながら

Nレンジに入れます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトまわりのパネル脱着

次はシフト部分のパネルを外すので

ここに指のツメを引っ掛けて

車体後方に引きながら上に持ち上げます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトパネルの裏

最初に後に引くのはこのようなツメが

車体後方から刺してあるからですね。

枠を取り付ける時はこのツメを最初に後方から刺してから

上から押し込んで固定します。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトパネルの脱着

あとは車体側のアールに合わせて

そのまま真上に剥がしていくだけで

シフトまわりの枠が外れます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シフトパネル裏のコネクター

枠が外れたらスイッチ類の裏側にあるコネクターを外します。

 
GRヤリスRC(GXPA16)パネルスイッチの取外し

次はスイッチ類をパネルから外して

縦引きサイドブレーキ用のパネルに移設します。

赤矢印のプラスのビスを外し

裏側からスイッチ類を抜き取ります。

黄矢印の所は4ヶ所のツメで固定されているので

両手で開きながら表側から親指でスイッチを押して外します。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シガーソケットの脱着

あとはシガーソケットですが

小さなマイナスドライバーを矢印のツメの隙間に突っ込んで

少し浮かしながら表側に向かって押し込めば抜けます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)シガーソケットカバーの脱着

最後にカバー部分だけ残るので

ここのツメを押し込みながら表側に抜きます。

ちなみにツメは反対側にもあるので同時に押し込みます。

あとは逆の手順でスイッチ類を移設します。

 

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