HONDA GB350 タコメーターの取付 Vol.5 |
すべての配線が終わったので ここでとりあえずエンジンを掛けて タコメーターの動作を確認しておきます。 バックライトが光って針が反応したら成功ですね。 |
最後に配線を固定しますが 必ずハンドルは右一杯に切った状態で行います。 RPKシリーズのタコメーターなら 電源コードの長さはピッタリなんですが プレミアムシリーズのタコメーターだと 写真のようにかなり余るので これも燃料タンクの下に他の配線と一緒に固定した方が ヘッドライト裏がスッキリします。 |
結束バンドを使って元々車体に通っている配線と 一緒に固定しました。 後はヘッドライトや外したカバー類を元に戻せば 作業完了です。 |
まずはRPKのタコメーターがウリにしている 三色のイルミネーションを試してみます。 何も設定していない状態だと このブルーが標準のカラーになります。 |
ブルーの状態でSETボタンを押すと アンバーのカラーに変わります。 |
アンバーのカラーでSETボタンを押すとホワイトに変わり 夜間だとこんな感じに見えます。 左が輝度をもっとも暗くした状態で 右が輝度を最大に明るくした状態です。 |
次は昼間の状態で 左が輝度をもっとも暗くした状態で 右が輝度を最大に明るくした状態です。 輝度さえ最大にすれば昼間でもしっかり見えますね。 輝度がもっとも暗い状態でも 見えないことはないという感じでした。 ただ、輝度をもっとも明るい状態で夜間に走ると かなり明るく感じるので輝度を落としたくなりますが その切り替えがめんどくさいですね。 あと、昼間だとホワイトやアンバーのカラーでは 輝度を明るくしないと見えにくいのですが ブルーのカラーだと波長の影響なのか 輝度を暗くしても明らかに見やすかったりするので 夜も昼も両方走る場合はブルーのカラーが適していました。 ちなみに針の俊敏性は高く GB350には十分過ぎるくらい俊敏に反応します。 |
次はプレミアムシリーズのタコメーターですが 電源が入るとまずアンバーのもっとも暗い状態で表示され 裏のボタンを押す度に輝度が明るくなり アンバーの輝度が最大の状態でさらにボタンを押すと ホワイトのもっとも暗い所から始まり 最大の輝度の状態で押すと またアンバーの暗い状態に戻ります。 ちなみに針の俊敏性はオートゲージの中でも最速クラスで 安定したアイドリングでも針が上下するくらいです。 |
センターにタコメーターを固定した時に発生しやすい 純正メーターとの被り問題ですが プレミアムシリーズのタコメーターでは60パイでも メーターを固定している足の部分が低いので 全く問題ありませんでしたが RPKシリーズの60パイだとシフトポジションの「N」の所に ギリギリ被るか被らないかくらいの感じだったので 座高が低い方は被る可能性がありますね。 予め52パイのタコメーターを選択するのも一つの解決方法ですね。 |
常時電源を繋げる多機能タコメーターの注意点 |
常時電源を接続するタコメーターでは 設定を保持する為にバイクに乗っていない状態でも 常に10mAほど電流が流れており 特にバイク用多機能メーターと比べて 自動車用のメーターでは消費電力が大きめです。 これは2週間ほどバイクに乗らなくても問題がない程度の電流ですが 3週間以上バイクに乗らない場合 バッテリー上がりの原因になる可能性が高いです。 なので、1ヶ月に1回程度しかバイクに乗らない頻度なら 常時電源を接続する 自動車用の多機能メーターはお勧め出来ません。 |
どうしても自動車用の多機能なタコメーターを使いたい場合は バッテリーまで伸ばした常時電源(プラス)の配線に スイッチを噛ます事でバッテリー上がりを回避出来ますよ。 このようにフロントフォークあたりで配線を切断して ギボシ端子を取り付けます。 |
好みのオンオフスイッチをハンドルバーに取り付け 配線の先端にギボシ端子を取り付けます。 |
後は先ほど常時電源の配線に取り付けた ギボシ端子と接続するだけです。 これで長期間バイクに乗らない時は タコメーターのスイッチをオフにする事で バッテリー上がりを回避出来ますよ。 |