HONDA GB350 タコメーターの取付 Vol.2 |
次はタコメーターを車体に取り付ける準備をしておきます。 これはRPKシリーズのタコメーターですが 配線の構成としては 赤コネクターの白ケーブルはIGコイルのプラスから パルス信号(エンジン回転数)を接続し 黒・白・オレンジ・赤の線が束ねてあるケーブルは電源に繋げます。 一番左のはバックライトのカラーや 輝度などを調整するスイッチです。 オートゲージでもメーター同士で 電源を繋げるリンク機能があるタイプでは 電源とパルス信号のコネクターはどのメーターでも共通です。 |
それではまず始めに 電源線の先端にギボシ端子を圧着します。 プレミアムシリーズのタコメーターの電源線は このように長いのでかなりの余裕があります。 |
電源線の構成は・・ 赤:常時電源(バッテリーの+) 白:ACC(アクセサリー)電源 黒:マイナス(アース) オレンジ:イルミネーション電源 |
バイクでは自動車のようなイルミネーション電源が無く キーを捻ってACC電源が入ると同時に 車幅灯やライトが点灯するので 白のACC電源とオレンジのイルミネーション電源を 束ねて端子を圧着させます。 |
まずはギボシ端子付属のスリーブ(オス用)を通します。 それからギボシ端子のオスを圧着させますが ギボシ端子を圧着するのに適したケーブルのサイズは 最低でも0.5sqなので タコメーターの線では細すぎます。 なので先端の銅線を180度に折り曲げて 被覆と一緒に圧着する事で太さを稼ぎます。 |
電工ペンチを使って こんな感じでギボシ端子を圧着します。 |
こんな感じに仕上がりました。 ちなみにGB350のオプション用ACC電源の端子を 全く使っていない状態で ダイレクトにタコメーターを接続したい場合は 黒のマイナスにはメスのギボシ端子を固定してください。 |
ちなみにギボシ端子をより確実に しっかり取り付けたい場合は 電源線の先端に圧着スリーブを 電工ペンチを使って圧着し その先に0.5sq以上の配線コードを固定し その先にギボシ端子を取り付けます。 |
次はRPKシリーズの電源線ですが かなり短いのでとりあえず圧着スリーブ等を付けて 配線を少しだけ延長させる必要がありますね。 とりあえず白のACC電源と オレンジのイルミネーション電源を束ねてます。 |
圧着スリーブを着けましたが 後は車体側の配線に繋げる為に 短いギボシ端子の延長配線を作るだけです。 GB350ではハンドルバー周りから ACC電源までの距離が短いので このRPKシリーズの短い電源線でも十分届きます。 |
ちなみにバイク用のタコメーターを取り付ける場合の 配線の構成はもっとも簡素な物で ACC電源(プラス)、マイナス(アース)、パルス信号 だけなので自動車用よりも手間が掛かりません。 もちろん時計の機能やピークホールドのような 機能が付いたタコメーターだと エンジンを切っても記憶させておく為に 常時電源の接続をする必要があるので4本の配線になります。 |