HONDA GB350 タコメーターの取付 Vol.4 |
次はタコメーターの配線を車体に繋ぐので 写真のように予めヘッドライトの中にある ギボシ端子のACC電源を表に出しておきます。 ACC電源の取り出し作業は ここのページで詳細を載せているので ここでは飛ばしますよ。 |
常時電源を必要とするタコメーターの場合は バッテリーを隠している左側のカバーを外しておきます。 キーをシリンダーに刺して捻ってから 黄矢印の所を手前に引いてグロメットを外し 赤矢印の所のグロメットは下向きに刺さっているので 燃料タンクにぶつけないように慎重に上に抜きます。 これでカバーが外れます。 |
配線を通す為にもシートも外しておきます。 シートは矢印のキャップボルトを外してから 車体後方にスライドさせると外れます。 |
まずは白いケーブルのパルス信号の配線から行うので 矢印のIGコイルのプラス側の端子を外します。 |
そこに分岐ケーブルをIGコイルとケーブルの間に噛まします。 分岐ケーブルを自作しても良いのですが めんどくさい場合はこのような配線を使います。 左が今回使う250型平型端子の分岐ケーブルです。 右のようなタコメーターを取り付ける用に作られた デイトナの(64230)ケーブルもありますが オートゲージのタコメーターは パルス信号の白いケーブルが相当長いので 短い分岐ケーブルでも届くので全く問題ありません。 |
こんな感じで間に噛ましました。 |
その分岐ケーブルの先端に タコメーターから伸ばした 白いパルス信号のケーブルを接続するので 250型平形端子のオスを固定します。 ギボシ端子しか持っていない場合は 分岐ケーブルの先端をカットして 平形端子をギボシ端子に変換しても良いですね。 |
分岐ケーブルにタコメーターからの 白いケーブルを接続しました。 |
パルス信号の白いケーブルは目だつので GB350の外観を損なわない為にも ハンドルバーから燃料タンクに入る間だけでも 被せると目立たなくなります。 |
次はヘッドライト内にあるオプション用のACC電源と タコメーターの電源ケーブルを接続します。 すでにACC電源を使っている場合は このようにギボシ端子の分岐ケーブルを使うか 分岐ケーブルを自作します。 |
ヘッドライト裏の穴からタコメーターの電源ケーブルを通し 車体側の赤(ACC電源)と タコメーター側のオレンジ+白のケーブルと接続し 車体側の黒(マイナス)と タコメーター側の黒のケーブルと接続します。 |
タコメーターの赤は常時電源なので バッテリーのプラス端子から直接ケーブルを引いてきます。 今回は0.75SQの配線ケーブルと 6ミリのクワガタ端子を使いました。 そしてこのケーブルの先端には タコメーターのギボシ端子のオスと接続する為に ギボシ端子のメスを固定します。 常時電源はプラスなので 本来は赤の被覆のケーブルを使うのがセオリーですが 赤は目立ってしまうのであえて黒のケーブルを使いました。 |
バッテリーのプラス側のネジを緩めて クワガタ端子を間に噛まします。 丸端子の方が絶対抜けないので信頼性が高いのですが GB350ではボルトとターミナルの隙間が狭いので 丸型端子を使う場合は 端子の端を折り曲げないと固定出来ませんでした。 クワガタ端子の場合は開いている側を 下に向けると折り曲げなくても固定出来ます。 後は配線をシート下に通してから燃料タンクの下を通り ヘッドライトの裏の穴から中に入れて タコメーターの赤のギボシ端子のオスと 接続すれば配線はすべて完了です。 |