Dio110 VS JOG125 合同インプレッション Vol.1

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Dio110とJOG125

今回は原付2種の最安最軽量スクーター対決という事で

ホンダのディオ110(ベーシック)とヤマハのジョグ125を

比較しつつインプレッションしたいと思います。

車両価格はホンダのディオ110(ベーシック)が税込217,800円で

ヤマハのジョグ125が税込267,300円(2025年モデル)なので

スマートキーを排除したディオ110ベーシックだと

約5万円ほど価格差がありますね。

なので価格だけで言うなら253,000円の

スマートキーが付いた標準モデルのディオ110の方が

ジョグ125と近い価格になります。

なのでスマートキーに拘らなければ

圧倒的にディオ110のベーシックの方が安く買えますね。

 
ホンダDio110(JK03)

Dio110・・デザイン

まずは車体全体から見ていきますが

カラーはマットギャラクシーブラックメタリックという事で

つや消しの少しザラザラした塗装になります。

前後14インチの大きなホイールが特徴的ですが

まさに、これぞスクーターといった感じの

フラットフロアタイプのスタンダードなスクーターですね。

全体的なラインは曲線が多く丸みのある印象です。

 
ヤマハJOG125(SEJ5J)

JOG125・・デザイン

写真ではソリッドの黒に見えますが

カラーはブラックメタリックXという事で

近づいて見るとキラキラしたラメが見えます。

ツヤがない無塗装部分は他のカラーと共通の部分です。

見た目の印象はハンドルの高い位置にヘッドライトがあったり

縦に伸びたウインカーのレンズなど

ディオ110と内容がほぼ同じなので

バイクに興味がない人が見ると

同じ車両に見えるかもしませんが

ジョグ125は前後とも10インチホイールなので

やはりホイールの印象の違いが

見た目でのもっとも大きな違いですね。

あと、全体的なラインはキリッとしていて

少し角張った印象なので

丸みのあるディオ110とは対照的ですね。

 
Dio110(JK03)正面

Dio110・・正面

正面から見ると、より丸みのあるラインがよく分かりますね。

特にヘッドライト上の頭の部分が丸いので

何だか人間の頭っぽいです。

 
JOG125(SEJ5J)正面

JOG125・・正面

ここの部分だけを見ても

ディオ110との車体価格の差が品著に現れていて

ディオ110では省略されていたポジションランプ(車幅灯)が

ちゃんと左右のウインカーの下に装着されています。

両車両ともメーカー内の原付2種で

もっとも安く買えるスクーターなんですが

コストの切り詰め方は価格がより安い

ディオ110の方がよりシビアですね。

 
Dio110(JK03)ヘッドライト

Dio110・・ヘッドライト

ヘッドライトに使われているバルブは

HS1(35ワット)のハロゲン灯なので

昨今のLEDバルブやH4バルブ(55ワット)と比べれば

かなり暗く感じますね。

それでもヘッドライトの取り付けてある位置が高いので

カーブで車体を傾けても

より遠くの地面を照らせるというメリットがあります。

ちなみにHS1バルブではロービーム時とハイビーム時に

発光する場所が切り替わる事で

ハイビームだとすぐ手前の路面が暗くなる傾向がありますが

ディオ110はリフレクターの形状が優秀なのか

ハイビーム時でも手前の路面が暗くなる感じが

ジョグ125と比べると、まだマシといった印象がありました。

 
JOG125(SEJ5J)ヘッドライト

JOG125・・ヘッドライト

ジョグ125も同じくHS1(35ワット)のハロゲン灯ですね。

やはり気になったのはハイビーム時で

明らかにディオ110よりも明るく遠くを照らせるのですが

その分だけ手前の路面がより暗くなる印象なので

光を拡散させるか、集中させるかの

リフレクターの性格の違いというのがハッキリ分かれますね。

ちなみにロービーム時では

どちらも違いがない感じでした。

ちなみに兄弟車のアクシスZでは

55ワットのH4バルブが採用されています。

 
Dio110(JK03)テール

Dio110・・テールランプ

テールランプとウインカーが一体化された

シンプルなデザインなので

より車体のシャープさが強調されますね。

 
Dio110(JK03)テールランプ

テールランプとウインカー共に白熱電球です。

本当にディオ110を真後ろから見ると

異常に車体が細く見えますね。

 
JOG125(SEJ5J)テール

JOG125・・テールランプ

テールランプだけを見ると

まるでスーパースポーツのバイクに見えるというか

ヤマハでもっとも安い原付二種とは思えないほど

凝ったデザインをしていますね。

サイドカバー部分のカーボン柄も良いアクセントになっています。

 
JOG125(SEJ5J)テールランプ

ジョグ125も同じく

テールランプとウインカー共に白熱電球なんですが

テールランプは電球が直接見えないレンズが採用されているので

白熱電球なのかLEDなのか分からなくなっています。

ぶっちゃけ、お尻周りのデザインは

圧倒的にジョグ125が優秀というか

それは兄弟車のアクシスZと比べても圧倒的だと思いますし

他のスクーターと比べても負けていないと思いますね。

 
ホンダDio110(JK03)リアインナーフェンダー

Dio110・・リアフェンダー

ついでにリアフェンダーまわりも見ていきますが

テールランプから繋がっている大きなリアフェンダーがあるのは

一般的なスクーターと同じなんですが

ディオ110ではスポーツ系のバイクが採用するような

小さめのインナーのリアフェンダーがありますね。

インナーリアフェンダーで抑えきれなかった砂利等は

その先にある上から垂れ下がったゴムシートで

キャッチする感じですね。

インナーリアフェンダーが小ぶりだと

見た目もスッキリした印象になります。

 
JOG125(SEJ5J)リアインナーフェンダー

JOG125・・リアフェンダー

ジョグ125のリアフェンダーはディオ110とは対照的に

同社のシグナスシリーズと同じような後輪全体を覆う

大きなインナーリアフェンダーが装着されているので

見た目のスッキリ感はないものの

泥跳ねを抑える能力は高いですね。

 

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