Dio110 VS JOG125 合同インプレッション Vol.6 |
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Dio110・・ユーティリティ |
スクーターでは走行性能と同等に
ラゲッジスペースなどのユーティリティも重要ですね。
シートを開けるとこんな感じになりますが
シートのヒンジ部分には抵抗が無く
風が吹く事でシートがバタンと閉じる事があるので
キーの閉じ込めには気をつけたいですね。 |
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ディオ110では燃料タンクがある為
ラゲッジスペースはどうしても狭くなりますね。
フルフェイスのヘルメットを入れると
シートを閉じることが出来ませんでしたが
ジェットタイプのヘルメットなら入りました。 |
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ちなみにディオ110には車載工具があり
プラスマイナスのドライバーとプラグレンチがあります。 |
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フロント部分にはシンプルなフックがあります。 |
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フタ付きの小物入れもあります。 |
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JOG125・・ユーティリティ |
シートを開けるとこんな感じになりますが
こちらもシートのヒンジ部分には抵抗がないタイプですね。 |
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燃料タンクがフロア下にあるジョグ125では
シート下を広く使えるので
ラゲッジスペースはディオ110よりも圧倒的に広いですね。
ただ、こちらもフルフェイスのヘルメットを入れると
シートが閉まりませんでしたが
ジェットタイプのヘルメットなら入りました。
ちなみにラゲッジスペース後方にあるフタを外すと
バッテリーが搭載されています。 |
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ジョグ125では格納出来るタイプのフックなので
スタイリッシュですし上下に分割したフックなので
引っ掛けた物が不意に外れる事も防げます。
フック自体の幅も広いのでより多くの物に対応できますね。
一見、シンプルなディオ110のフック方が頑丈そうなんですが
どちらも耐荷重は1.5Kgですね。 |
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フロント部分には小物入れがありますが
フタが無い事で使い勝手が良いこともありますが
フタが無い事によって置いた物が
外に飛び出す可能性があるので
跳ねるような硬くて軽い物は置けないですね。 |
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Dio110・・キーシリンダー |
いつでもシートを開く事が出来る
ヤマハのスクーターを知ってしまうと
シートを開けられる所が限られているので
少々不便に感じてしまいますね。
そもそもスマートキーが標準装備されている車種なので
ベーシックグレードのキーシリンダー部分は
必要最低限の機能に収まっている感じですね。
ちなみにディオ110では右側にハンドルを切った状態でも
ハンドルロックを掛けられる長所があります。 |
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JOG125・・キーシリンダー |
シグナス等と同じキーシリンダー部分なんですけど
SEATという文字が至る所に書かれていますが
これはどの状態でもシートを空けられるという事で
ハンドルロックが掛かっている状態でも
エンジンを掛けながらでもシートを空けられる所が
ヤマハスクーターの良い所ですね。 |
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Dio110・・スタンド |
スクーターは車体をリフトしにくい構造なので
センター(メイン)スタンドが標準装備されていますね。
ディオ110で気になったのはサイドスタンドの方で
スプリングがかなり強力なので
足で跳ね上げる時に少し重みを感じますし
バコン!というような炸裂音というか
とてもうるさい音が発生します。 |
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JOG125・・スタンド |
当然、ジョグ125にもセンタースタンドが標準装備されていますが
ジョグ125のサイドスタンドは至って標準的でした。 |
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Dio110・・総評 |
ディオ110を一言で表現するなら
至って標準的なフラットフロアの
原付2種のスクーターという感じで
原2スクーター界のCB400といった感じでしょうか・・
今まではPCXが原付2種の
王道かつスタンダードだと思っていましたが
ディオ110を知ってしまうと
PCXが少し贅沢に思えるので
やはりディオ110こそがスタンダードなんだと思ってしまいました。
車体の価格が安いという先入観があったので
走りの端々に安っぽさのような物を感じるかと思っていましたが
全くそれを感じさせなかったので
PCXを買わなくてもディオ110で良いんじゃないかと
思わせてくれるほど想像以上によく出来たスクーターでした。 |
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ディオ110特有の不満な点もあるのですが
ほとんどは原付2種スクーター全体の
不満な所でもあったりするので
ディオ110だけが悪い訳ではないですね。
お店から買ってきた状態のままで
より幅広い体型の方に対応出来るのは
間違いなくディオ110だと思うので
万人に勧められるのは
ジョグ125ではなくディオ110だと思いました。 |
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JOG125・・総評 |
ジョグ125を一言で表現するなら
小さなシグナスX・・あるいはミニグリファスといった印象で
原付2種というよりも
どちらかというと50ccの原付一種に近いようなサイズ感で
ホイールベースの短さや
10インチホイールによる重心の低さなど
まるで原付一種のようなヒラヒラした身のこなしは
ジョグ125でしか味わえない
独特な走行フィーリングが魅力的だと思いましたが
その低さゆえに最低地上高は110mmしかないので
大きな段差がある所では
お腹を擦らないように注意が必要ですね。 |
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小さなシグナスX・・あるいはミニグリファスなのは
走った印象だけでなく
カウリングなどもシグナスXの流れをくむ構成だったので
ジョグ125のどの部分を切り取っても
ザ・ヤマハのスクーターそのものでした。
強制空冷式のエンジンだったり
軽量でローコストなスクーターという点では
ディオ110と似ているように思えるのですが
全く違う乗り物・・とまではさすがに言えないものの
インプレッションを通じて
想像以上に違う点が多かったんじゃないかと思います。 |
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という事で・・結論的には
身長160センチ以下の方なら迷うことなくジョグ125で
身長160センチ以上170センチ以下ならディオ110・・
170センチ以上ならどっちも狭苦しいので
原付二種でもっとも余裕があるライポジのNMAX・・
という感じなんですが
それは、あくまでお店で買った状態のまま
乗り続けるならという話であって
ジョグ125の最大の問題でもある
低すぎるシート高ゆえに感じる狭苦しさは
シートのクッションを嵩増しする事で
身長170センチに最適化させる事も実際に可能でした。
ディオ110の最大の問題は
燃費を重視し過ぎたCVTのセッティングによる
遅すぎる加速力なのですが
全てのウェイトローラーを
2gほど軽い物に変えるだけで
時速60Km/h前後までの実用的な加速力なら
PCXと互角の加速力にまで高める事が出来ます。
もちろん最高速度ではPCXには負けますが
加速力に関しては何とでもなりますね。
なのでディオ110にしてもジョグ125にしても
ほんの少しだけチューニングしてあげる事で
個々が抱える大抵の問題は解決出来てしまいますし
どうしようもない所は
他の原付2種のスクーターであっても
どうしようもない事が多いので
チューニングする予定なら
見た目のデザインで選んでも良いと思いますね。 |
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