HONDA CT125 ハンターカブ インプレッション Vol.5 |
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ユーティリティ |
125ccクラスとは思えないような
巨大なリアキャリアが装着されています。
具体的に大きさを表現するなら
クロスカブ110のリアキャリアは重量が1971gに対して
CT125のリアキャリアの重量は4577gなので
実に2倍以上の重量を誇ります。
見るからにいかにも頑丈そうで
CT125に積載出来ない物は無いのかもしれません。 |
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リアキャリアの下に小さなツールボックスが備わっていて
シート下に収納されている六角レンチを使って
ネジを軽く捻ると開けられるようになっています。 |
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ツールボックスの中には
ヘルメットをシート下のフックに引っ掛ける
ワイヤーが入っていました。 |
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カブシリーズ定番のキックペダルなんですが
同じ125ccのエンジンを積むC125では省略されていたのが
CT125ではちゃんと付いていますね。
セルモーターが付いているので
正直、使う事はまず無いのですが
搭載されているバッテリーがかなり小さいので
キックペダルでエンジンを掛ける事で
バッテリーの負担を減らせますね。
あと、ラバーのステップが付いているのですが・・ |
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バンクセンサーを外すとラバー部分が外れるので
オフロード車のような鉄の歯がむき出しのペグに替えられます。 |
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2020 CT125 ハンターカブの総評 |
CT125 ハンターカブを一言で表現するなら
クロスカブ110の高級版とも言えますし
さらにオフロード志向を強めたクロスカブとも言えます。
あと、個人的にはモンキー125とクロスカブ110を
融合させたバイクとも思っていますが
それは単純にクロスカブ110にモンキー125のパーツを付けて
作られている感じがしたので
初めて乗った時でも親近感が湧きました。
クロスカブ110に対して高級というか上質な印象を受けたのは
主にシフトペダルのスムーズな動作に対してや
車体自体(フレーム)の剛性感なんですが
そのフレームの剛性感は
ストロークに余裕のあるサスペンションの動きを際立たせていて
良い相乗効果が起きているように思えました。
カブシリーズだけが持つ独特な乗り味は
自転車にそのままエンジンを乗せたような
軽快なハンドリングや取り回しの軽さなんですが
その相乗効果により軽快さだけでなく
今までのカブシリーズの領域をどこか越えたような
上質な乗り味が印象的でした。 |
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唯一残念だと思った事はユーティリティ面で
スーパーカブのC125にはスマートキーが採用されていましたが
CT125では採用されませんでしたね。
個人的にはキーロック以外にチェーンロック等を使うバイクでは
スマートキーはそれほど便利な物ではありませんが
スマートキーというだけでも
さらにプレミアム感が増して
所有感もさらに上がっていたと思います。
そこそこモンキー125等の他の車両からパーツを流用しているので
コスト面でも余裕があったように思えるのですが
実際はどうなんでしょうかね・・
あとクロスカブ110に標準装備されていた
ヘルメットホルダーがCT125にはなかったのも気になります。
ユーティリティ面には不満が残るものの
走りに関して言うなら
CT125はカブシリーズの中でも最高傑作かもしれませんね。
そう思える十分な理由が確かにあったと思います。 |
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