HONDA CT125 ハンターカブ インプレッション Vol.4 |
マフラー |
テールエンド部の口径は大きめで 排気音はオフロード車っぽいというか あえて低音が大きめに設定されている感じがしますね。 実際に収録してきたのでよろしければどうぞ・・ CT125 純正マフラー(空ふかし) アップマフラーの特徴としては 足を地面に着くと右足だけ常にマフラーに触れる事になるので マフラーの暖かさが足に伝わってきます。 これは季節によってメリットにもデメリットにもなりますね。 |
フロントフォーク |
125ccクラスのバイクでは フロントフォークのストローク量も不足しがちで 少しハードに未舗装路を走ると 簡単に底付きしてしまう事が良くあるのですが CT125ではクロスカブ110以上に余裕がある感じが 手に伝わってくるというか オイルの容量を感じる余裕のある動きをするので より速い速度でハードなオフロード走行も可能ですね。 |
リアサスペンション |
クロスカブ110のリアショックと比べると 明らかに太くなっていて オイルの容量も増えているように思えます。 スプリングの巻数を見ても ストロークに余裕があるのが分かりますね。 これは荒れた未舗装路だけでなく 普段のアスファルトの道でも当たりの柔らかい 極上の乗り心地を味わえるので サスペンションが残念なバイクが多い125ccクラスでは 貴重な存在になると思います。 リアショックの全長自体はクロスカブ110とほぼ同じ長さなので クロスカブ110用の社外品リアショックを そのまま取り付ける事が出来るのですが CT125のリアショックがすでに社外品並の太さで それに見合った性能を持っているので ヘタなクロスカブ110用のリアショックを付けると デチューンになる可能性が高いですね。 ただ、CT125の純正リアショックには プリロードを調整する機構を持っていないので 路面に応じたセッティングが出来ません。 なのでアスファルト路面をそれなりの速度で走るのには 動きすぎるので安定性に欠けるサスペンションになります。 |
フロントブレーキ |
カブシリーズのフロントブレーキは基本的にドラムブレーキであり メインのリアブレーキの補助ブレーキ的な感じなので かなり緩い制動力なのですが CT125ではモンキー125のABSモデルと 同じディスクブレーキが付いているので 当然、モンキー125と同じように効きますが そもそもモンキー125のフロントブレーキは さほど制動力が高い方ではないので オフロード走行には丁度良いマイルドな効きだと思います。 つまり、カブとして見るなら十分以上に効く印象ですが 125ccのバイクとして見るなら普通かなと。 フロントブレーキにはABSが付いているので 舗装路では安心して強くブレーキレバーを握る事が出来ます。 未舗装路では不意にブレーキレバーが固着する事がありますが それはABSが動作している証拠です。 タイヤはクロスカブ110と同じでIRCのGP5を履いていて 舗装路と未舗装路の両方に対応した ブロックと溝が大きいトレイル系のチューブタイヤですね。 |
リアブレーキ |
カブシリーズのリアブレーキはメインブレーキなので 大きなドラムブレーキが付いていて かなりの制動力を誇るのですが CT125ではリアブレーキにもグロムやモンキー125と同じ ディスクブレーキが付いているので 至って普通の制動力だと思います。 リアブレーキにはABSが付いていないので 未舗装路ではあえてリアタイヤをロックさる事で 急な下り坂でも安全に降りる事が出来ます。 リアタイヤもフロントと同じ銘柄の同サイズのタイヤなんですが リヤ用として設定されているタイヤが付いています。 |