HONDA CRF250ラリー 社外品マフラーの消音 Vol.3

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次は消音材を使って消音させてみます。

今回は在庫を処分する為にも普通のグラスウールを使いましたが

断然、キジマのアコスタフィルをお勧めしています。

というのも、グラスウールを使った事がある方は分かると思いますが

出来るだけチクチクしないように作業したい訳ですが

普通のグラスウールは確実に飛散するので悲惨です。

アコスタフィルもグラスウールなんですが縫って固めてあるので

ハサミで切っても飛散しにくいのです。

 

こんな感じでグラスウールを巻き付けて

ステンレスの結束バンドで固定しました。

ご覧の通り、普通のグラスウールでやると

いかにもチクチクしそうな感じになりますし飛散するので

部屋では作業しない方が良いです。

グラスウールの面積を増やせば増やすほど

バッフルの穴を塞ぐので排気音は静かになりますが

エンジンの回転が高回転域で重くなっていきます。

走行テストでは写真のように穴を3つ分残していますが

のちにやる走行テストの結果からも

消音よりも加速性能を重視するなら穴を4つ残しくらいでしょうか。

しかし、4つと3つでは全く排気音量が違ってきて

4つ穴だと少しうるさく感じます。

 

それではバッフルにフタをしてさらにグラスウールを巻いた時の

走行テストを行います。

上のメーターが純正マフラーで

下がバッフル(フタ+グラスウール)のLCIショートマフラーです。

今回も1速3000回転でピッタリ両方の映像を合わせて

加速性能の違いを調べています。

まずは1速9500回転あたりですが

静止画では読み取るタイミングの違いで

速度が変わっていますが

エンジン回転の上がり方は純正マフラーとほぼ同じでした。

 

2速の9000回転過ぎた所ですが

まだほとんど違いは感じられませんでした。

 

3速9000回転あたりですが

ここから明らかに動画ではエンジン回転数では1マス分

時速では2Km/hほど純正マフラーの方が速いのが確認出来ました。

 

4速9500回転あたりではエンジン回転数が2マス分

時速で約3Km/hの差が付きました。

 

さらに加速すると時速4Km/hの差が開きました。

色々テストを繰り返しましたが

単気筒エンジンでパワーを出すには

やっぱりマフラー全体の距離が必要だと思います。

なので次回は、この性能を維持しつつ

より静かに走れるように改良してみたいと思います。

 

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