HONDA CRF250ラリー インプレッション Vol.5 |
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ユーティリティ |
メーターパネルの上にはハンドルバーと同じ太さの 22.2ミリのアクセサリーバーがあります。 |
シート後方には荷掛けフックが両脇に4ヶ所。 ヘルメットホルダーや鍵付きの収納ボックスも装備されていますね。 これらの装備はラリーモデルだけでなく 2017年のCRF250シリーズ全てに標準装備されています。 |
収納ボックスの中は2つの部屋に仕切られていて 使い勝手も良く、財布や携帯電話なら余裕で入れられます。 ちょっとした持ち物程度ならリュックを背負わなくてもよさそうですね。 普段はゴムバンドの所に車載工具が固定されています。 |
車載工具の内容はご覧の通りです。 プラグレンチが装備されていませんね・・ |
シート下にも書類を入れるスペースがあります。 ちなみにシートは両脇の荷掛けフックで固定されているので 外すには六角レンチが必要です。 一般的なバイクのように素早く外す事は出来ません。 |
2017 CRF250 RALLY Type LDの総評 |
CRF250ラリーを一言で表現すると・・ フルカウルのオフロード車・・という感じでしょうか。 オフロード車の欠点を全て克服した・・というと言い過ぎですが 高い風防能力や高速安定性、燃料タンクの容量など 特にType LDのローダウン仕様では オフロード車に乗りたいと思った時に必ず引っかかるであろう 足つき性の問題をクリアしています。 未舗装の山道だけでなく、高速道路やさらには住宅街など 走る道を選ばず快適に走れる万能なバイク・・ まさにアンドベンチャーモデルと言えるバイクに 仕上がっているんじゃないでしょうか。 高い風防能力のおかげで 季節を問わずに乗れる所も有り難いですね。 250ccのアドベチャーモデルの中でも CRF250 RALLYは極めてオフロード車寄りなので 単気筒エンジン特有の荒々しい回転フィールや 座面の狭いシートなど、まだまだオフ車な部分は残っていますが その分、ツアラーをベースとしたアドベチャー系のバイクよりも 車体が軽く、走破性に優れているので ある意味、本当にアドベチャーが出来るバイクだと思います。 ぶっちゃけ、ブロックタイヤを履いていない 他のライバルのアドベチャーモデルでは オフロード車と一緒に林道をツーリングするなんて事は かなり厳しいというか 未舗装の急な坂を降りたり、登ったりする事なんて ブロックタイヤを履かないとほぼ不可能なんです。 唯一、CRF250 RALLYと大きく被っているのは ヤマハのセロー250のツーリングモデルだけだと思います。 パワーのCRF250 RALLYなら 軽さ(価格的にも)のセロー250って所でしょうか。 どちらも一長一短で選びがたい所ですが・・ エンジンパワーや6速ミッションって所だけでなく 見た目がパリダカのコンペティションモデルを 思わせるような攻撃的なルックスなので 刺激的なのはセロー250より圧倒的にCRF250 RALLYでしょう。 普段は市街地を主に走っているけど たまには林道に行って未舗装道路も楽しみたい・・ そういう方にはピッタリなんじゃないかと思いました。 |
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