GR COPEN ショックアブソーバーの交換 Vol.4 |
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次はフロント側のショックアブソーバーを交換しますが
フロント側も片側だけを持ち上げて片方ずつ交換したいと思います。
まずはボンネットを開けてから
ストラットタワーにあるナット2個と
ショックの頂点にあるナットを1周程度緩めておきますが
ショック頂点のナットを緩めるには
17ミリのディープソケットがベストだと思います。 |
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車体を持ち上げるので予め
ホイールのナットを少し緩めておきます。 |
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油圧ジャッキかパンタジャッキを使い
フロント側のサイドシルにあるジャッキポイントを使って
タイヤが少し浮くまで持ち上げてからホイールを外します。 |
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ショックアブソーバーに取り付けてある物を全て外しますが
先に青(ABSケーブル)と緑(ブレーキホース)矢印の
固定ボルトから外します。
それから赤矢印のスタビリンクのナットを外してから
最後にショックとナックルを固定している
黄矢印のボルトナットを外します。 |
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上側のABSケーブルの固定ボルトは10ミリの工具を使い
取り付け時の規定締め付けトルクは8.4N-mです。
下側のブレーキホースの固定ボルトは12ミリの工具を使い
取り付け時の規定締め付けトルクは20.6N-mです。 |
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ABSケーブルはショックの反対側にも固定されているので
矢印の所から指のツメをいれるか
マイナスドライバーを入れて開いて固定を外しておきます。 |
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スタビリンクのナットは14ミリの工具を使い
取り付け時の規定締め付けトルクが48N-mです。
片側ずつ車体を持ち上げてショックを交換するにあたり
問題になるのがこのスタビリンク部分で
左右でサスペンションの伸び具合が違うため
スタビリンクのボルトには
スタビライザーの力が効いている状態です。
なので手抜きをするならショックを外す時に
ついでにスタビリンクを抜くのが手っ取り早いのですが・・ |
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リアショックを交換した時と同じようにパンタジャッキを使って
ナックル下部を支えて持ち上げていくと
いずれは車体の反対側のサスペンションと同じ高さになるので
スタビリンクに掛かっている力が抜ける事で
スタビリンクを簡単に抜くことができます。
スタビリンクだけでなくショックのボルトナットも
少しだけ下から支える事で素手で簡単に抜くことが出来るので
パンタジャッキは利用した方が
圧倒的に作業を楽に進められますよ。 |
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最後にナックルとショックを固定しているボルトナットを外しますが
そこそこ硬いので出来るだけ長い17ミリの工具を2本使います。
取り付け時の規定締め付けトルクが95.7N-mです。 |
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ショック下部の部品が全て外れたら
ショックを手で支えながら
緩めておいたストラットタワーにあるナット2個を外します。 |
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下から支えているパンタジャッキを下げてから
ナックル部分を外側に開くと
ショックがナックルから外れやすくなるので抜き取れます。 |
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ショックは重いのでケーブル類に引っかからないようにと
車体にぶつけないように慎重に車体から抜き取ります。 |
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ナックル部分はショックの支えが無くなったので
ロアアームのブッシュ部分のみで支えている状態になり
このままだとブッシュを痛めてしまうので
ここでも下からパンタジャッキで支えておきます。
持ち上げる理想的な高さは
ホイールが付いている状態と同じ高さで
ロアアームが水平になるまで持ち上げて支えておきます。 |
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