車体を下ろしたら最後にチェーンの張り調整をやるよ。

フロントスプロケとリアスプロケの真ん中あたりに長尺を立てて

左手でチェーンを持ち上げてたわむ量を見ながら

右手で先ほど緩めたアジャスターのボルト（10ミリ）を回すよ。

チェーンが上下に動くたわみ量が

基準値の25mm～35mmに入ったらOK。

チェーンのたわみ量が基準値になったら

右側のアジャスター（10ミリ）を押さえながら

左側のロックナット（12ミリ）を締めてね。

スイングアームの目盛を見て

同じように車体右側も調整するんだけど・・

精密に左右で同じに合わせるなら

長尺を使ってチェーンアジャスターから

スイングアームの末端までの距離を測ると完璧だよ。

車体右側も左側と同じ距離になるように

アジャスターを回してから調整してね。

最後にアクスルシャフトのナット（24ミリ）を

本締めすると作業終了で～す。

こんな感じになりました～。

車体全体だとこんな感じだよ。

ブロンズ色だからどんなカラーの車体でも似合うよ。

ホンダ車は基本的にスプロケの歯数を交換すると

スピードメーターが狂うので

ドリブンスプロケットの1山分増やした事で

どれくらい狂うのかを計測してみたよ。

まずは純正の41Tの場合

スピードメーターで時速80Kmの時は

GPSでの速度表示は73.9Km/hだったよ。

42Tのドリブンスプロケットを入れた後だと

スピードメーターで時速80Kmの時は

GPSでの速度表示は72Km/hになっていたので

つまり、同じ回転数に対して1.5～2Km/hほど

ギア比が軽くなったと思います｡

以上、ドリブンスプロケットの交換作業でした。