HONDA CBR1000RR-R フェンダーレスキットの製作 Vol.1 |
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今回はCBR1000RR-R用のフェンダーレスキットを制作します。 まずはフェンダーレスキットを作る材料を用意しますが フェンダーレスキットの骨格になる部分には 八幡ねじのステンレス ステー NO55を使いました。 6ミリの穴が空いたL型のアングルステーで これを2本使います。 ちなみに2本の重量は71gでした。 近所のホームセンターでも手に入るメジャーなステーですが |
骨格部分にナンバープレートを固定する為のステーには 八幡ねじのアルミプレート 3×20×200を使いましたが 150ミリの所で切断して使います。 アルミ製なので本格的な切断機を使わなくても 金切のこぎりで簡単に切断出来ますよ。 ちなみに切断した後の重量は20gでした。 これもメジャーなステーなので 近所のホームセンターでも手に入りますが |
無加工で取付出来るように 150ミリの長さのナンバーステーを探していたら ナンカイのメカステー ストレート150mmx25mm(0003)でも 問題なく取付出来たので 切断作業が面倒な人はこっちを使って下さい。 このナンカイのステーもアルミ製なんですが 八幡ねじのアルミプレートより6g重いのは 縦に5ミリ幅が広くなっているからですね。 |
次はもっとも重要なウインカーを固定するステーですが CBR1000RR-Rは多くのホンダ車で使われている 汎用性が高いLEDウインカーなので 他車種のフェンダーレスキットのオプション部品である PROTECH(プロテック)のウインカー用アダプターを使いました。 この他にもホンダ純正のLEDウインカーが固定出来る ステーがあれば何でも良いのですが 今の所これしか思い当たりませんでした。 |
あとはナンバープレートを照らすナンバー灯なんですが 今回はデイトナのライセンスプレートランプ(75646)を使いました。 ナンバープレートのボルトと共締めして固定する ステーが付属しているので確実に取付出来ます。 貼り付けるタイプ等 ほとんどの物が固定出来ると思われるので 好みのナンバー灯を使って下さい。 |
ちなみにCBR1000RR-Rの 純正リアフェンダーの重量は583gでした。 アルミ製のフレームが採用されていて 一般的な純正リアフェンダーの半分くらいの重量なんですが 今回作るフェンダーレスキットでは 余裕で300gを切る重量なので約300gの軽量化が出来ます。 |
それでは作業に取り掛かりますが まずはナンバー灯を組み立てておきます。 |
ナンバー灯を車体に取り付ける端子の選択ですが まずはプランAとして ナンバー灯の配線とウインカー用のコネクターと接続する ウインカー変換コネクターを使うパターンです。 |
CBR1000RR-Rにはウインカーを接続している隣に 緑のマイナスとねずみ色のプラス(ACC電源)の ウインカータイプのコネクターが空いていて これはホンダ純正のUSB電源を取り付ける為のコネクターです。 CBR1000RR-R用のオプション品ではなく 汎用品なので多くの車種で共通のオプション品です。 |
このように接続するだけでナンバー灯が点灯します。 予めナンバー灯にギボシ端子が圧着された状態であれば 端子を圧着する手間もなくワンタッチで接続出来ます。 |
プランBはCBR1000RR-Rのナンバー灯に使われている 住友の防水2極060型コネクター(メス)を使って固定する方法です。 少しだけ手間ですが この接続方法がお勧めで一番自然です。 |
それではナンバー灯のケーブルに 防水2極のコネクターを接続作業を行います。 まずは防水キャップを通してから 電工ペンチやカッターナイフを使って 先端部分の被覆を3ミリほど剥きます。 |
両方の端子が同じ向きになるように060型端子を圧着します。 圧着は普通のラジオペンチでも出来ますよ。 |
後はコネクターの裏から挿して カチンと手応えがあるまで押し込むと固定出来ます。 最後にゴムキャップを詰めます。 写真で言うと上側の白いラインの線がマイナスで 下の黒い線がプラスなので 間違えないように注意してください。 |