HONDA CB250R インプレッション Vol.1

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CB250R

CB3兄弟の真ん中・・

2018年にCB1000R、CB250R、CB125Rの3台が

立て続けに発売された訳ですが

CB1000RとCB125Rは以前から

海外で発売されていたモデルで

CB250Rだけは国内でも販売されていた

CBR250Rのネイキッド版であるCBR250Fの

後継機種にあたります。

今までは3台とも全く違う見た目でしたが

125も250もデザインコンセプトをCB1000Rに

統一したのでいかにもCB3兄弟って感じになりました。

特にCB125RとCB250Rは

エンジン関係以外のパーツは共通になっています。

CB1000Rは価格が163万円と

下の2台と比べるとケタ違いですが

CB125R(ABS標準装備)とCB250R(ABSモデル)の価格差は

10万6000円ほどです。

CB250R(ABS無し)と比べると

CB125Rとの差は縮まり、わずか5万5000円ほどになるので

価格に対して一番リーズナブルなのは

今回用意したCB250R(ABS無し)なんじゃないかと思います。

CB1000Rの印象は

デチューンしたCBR1000RRのエンジンを積んだ

極めてスポーツ志向の高いネイキッドという印象ですが

CRF250やCBR250Rの単気筒エンジンを積んだ

CB250Rは一体どんな乗り味なんでしょうか・・

インプレッションしてみたいと思います。

 
2018年型CB250R

デザイン・外装

最近では珍しくなった丸目ヘッドライトを採用するなど

最近流行りの「ネオレトロ」かと思いきや

ヘッドライト以外は特にレトロな所もなく

むしろ新しい所しかないという印象なので

これからのネイキッドは

こんな感じになっていくんだろうなと思わせる

全く新しいデザインですね。

車体自体は非常に短くコンパクトな印象なので

エンジンを中心とした「かたまり感」みたいな物が

スポーティな見た目の印象に繋がっています。

 
ホンダCB250R

テール部分のフレームが短いモダンな形状なので

その分だけ後輪が大きく車体から飛び出しています。

その為、泥跳ねを抑える為にも

長~いリアフェンダーが付いています。

 
CB250Rスイングアーム

スイングアームもアルミ製ではありませんが

左右非対称のデザインでコストを抑えつつもオシャレなんですが

CB250Rの場合、マフラーのサイレンサーが邪魔をして

普段はあまり見えないのが残念です。

 
CB250Rドライブスプロケット

車重がわずか142Kg(ABSモデルは144Kg)という事で

しっかりと肉抜きされたチェーンガード付きの

ドリブンスプロケットが使われていたり

穴のあいた中空アクスルシャフトを採用するなど

軽量化にも拘っている感じですね。

 
CB250Rヘッドライト

ロービーム

丸目と言えどもLEDヘッドライトが採用されているので

正面から見るとレトロというか

むしろ近未来な感じがしますね。

光りもしっかり拡散するので明るさも問題ないです。

ウインカーにもちゃんとLEDが採用されていますね。

 
CB250Rハイビーム

ハイビーム

ハイビームでは下側が点灯して6灯状態になります。

LEDヘッドライトはデザインを優先したような物も多く

ハイビームでは光りがあまり拡散しないのもありますが

このヘッドライトはしっかり光りが拡散するので

夜の走行も安心して走れます。

 
CB250Rテールランプ

テールランプも軽量化の為なのか

以外とシンプルな物が使われています。

CB250Rは全ての灯火類がLEDなので

当然、ナンバー灯もLEDになっています。

 
MC52-CB250R

ライディングポジション

まず初めにハンドルバーの位置が少し低めに感じますね。

感覚的には同社のVTR250と同じくらいでしょうか・・

そこがクラシカルというかスポーティに感じます。

実際にはハンドルバーは決して低い位置には

固定されていないので

シート高の高さと燃料タンク部分の長さが

影響している為だと思われ

適度に体が伏せ気味になるようなポジションですね。

あと特徴的なのはオフロード車のように

ハンドルバーの開き角度が水平に近く

ハンドルバーも長め設定ですね。

その為、車体の全幅が805mmと

オフロード車並に幅が広いので

運転している時は腕の疲労感も少なく快適なんですが

すり抜け能力はどうしても低くなりますね。

この開いた角度のハンドルバーも

最近のネイキッドのトレンドですね。

 
CB250Rステップ

ステップの位置は少し車体の前寄りにあるので

自然と背筋が伸びる姿勢になります。

これも軽量化の為なのか

ステップの根元にチェンジペダルやブレーキのアーム類が

一緒に固定されていますね。

その為、ステップが少し車体から飛び出し気味に

固定されているので足を閉じ気味に乗ると

ラバーがない所に足を置いてしまいます。

あと、乗車中にサイドスタンドを

立てようとすると飛び出したステップに

足が引っかかるので起こしにくいですね。

 

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